引きこもり生活35日目(金曜)

目覚ましをしっかりセットして8時半に起床。学校があるときは6時半起床なので、これでも遅いけど、ここ最近にしてはまともな時間だ。午前中からしっかり動きたい。まずは家事、そして、子供達のピアノの練習。

今日は長女が夕食を作りたいとずっと言っていたので、ありがたくお願いすることに。買い出しも自分で行くと、マスクをして家の前にスーパーまで行った。

長女が戻って、昼食。キャベツとトマトのパスタ。ニンニクと醤油を少し入れたら、美味しくなった。

読書、ドイツ語の勉強、そして長男が芝刈りをしている間に、他の庭仕事。今日もお天気で気持ちがいい。週末、またバーベキューがしたくなり、私もスーパーへ。明日の土曜に買い物に行くよりは、今日行った方が混雑してないだろうから。

戻って末っ子のインラインスケートの練習に自転車で付き合う。次女の描いた絵を褒め、この子は本当にクリエイティブだなぁと内心感心する。

本当に、毎日同じことの繰り返し。だけど、仕方ない。ドイツは頑張っている。一人当たりが感染させる数も1以下になっているらしい。

月曜からは、小売店が開き、木曜からは、受験生は学校が始まるという。

さて。長女が作った夕食は、とっても美味しかった。ひよこ豆とごまペーストとオリーブオイルとレモンとニンニクで作ったフムス。そして、トルティージャの上にチーズとパプリカ、ネギ、ニンジンなどを入れて、その上にさらにもう一枚トルティージャを重ねて焼いたもの。

こういう中東の味って本当に大好きだけど作ったことなかった!美味しかった!!ありがとう。インスタなどで色々情報仕入れて、おかし作りやこういうことをやってくれるのは本当に嬉しい!

夜は、子供達は映画を見て、私は日本人友達と3人でオンライン飲み会。話題はやっぱりコロナのことだけど、久しぶりに大笑いできていっぱいおしゃべりできて嬉しかった。先が見えないけど、頑張るしかない。

明日は遠くまで散歩に行こう。早起きしよう。

引きこもり生活33日目(水曜)

学校は結局来週再開にはならなかった。5月初旬までは閉鎖。その後も、それぞれの学校の最終学年のみの登校からスタートするらしい。他の学年は、本当にもしかしたらずっと閉鎖のまま夏休みに入るかもしれない。

ネットニュースで成田空港に段ボールベッドが設置されたと知り、びっくり。私たちは夏の飛行機を予約している。成田からの国内線に乗り換える必要もある。今の段階では、私たちは成田空港で足止め。検査の結果が出るまでは、ホテルか空港の段ボールベッドで待機。そして、万が一陽性反応が出れば、成田でそのままホテル隔離だろう。こんな状態じゃ帰れない。高齢の両親に感染させてもダメだし、今年の帰省はできないだろうと思う。私たちの日程の飛行機はまだキャンセルできないけど、どうやら特別措置で、変更キャンセルも可能のようだ。両親も残念がっているけど、こればっかりは仕方ないね、ということで全員納得。それにしても、今もこんな状態で家にいて、夏もどこにも行けなかったら、本当にどうなってしまうんだろう。

お昼ご飯はソーセージとマッシュポテトとベイクドビーンズ(大豆のトマト煮)、私は全く好きじゃないけど、子供達は喜ぶし、簡単なので月に1回くらいは作る。

午後は、子供たちを残して、私は、ドイツ人親友と散歩へ。車で10分運転して、彼女の住む町へ。そんなに離れてないのに、結構な広大な林と畑が広がり、1時間20分ほどゆっくり散歩しながら話すことができた。やっぱり大人との会話に飢えている。会えてよかった。

機嫌よく家に戻ると、長男と長女がサイクリングに行きたいというので、送り出す。次女と末っ子の三女は庭で、庭のおもちゃを大掃除したいという。みんな体が鈍っていて、何かしたいのだろう。

私も庭に出ると、まだまだ日も出ていて暑くなり、夕ご飯はパスタを変更して、冷やし中華に。といっても、麺は普通のスパゲティ。これに重曹を入れて茹でると、少したまご麺っぽくなるのは、海外組の隠れ技だ。ハムと薄切り卵と、きゅうりとトマトに、紅生姜。タレは醤油、砂糖、お酢、ごま油で。これが想像以上に子供達に受けた。私もすごく美味しかった!安上がりだし、これは暑い日にはもってこいだ。

夜、子供達は2階でハリーポッターを見て、私は日本人友達と4人でオンライン飲み会。そのうちの一人は年に数回しか会わないけど、よくしてもらっている、60歳を超えた男性だ。一人で寂しくしているだろうと思って声をかけたら、喜んで参加してくれた。ラインビデオ電話で、写真を加工しながら大笑いで飲み笑い、意見を交換していたら、あっという間に24時。今日は大人にいっぱい喋れて嬉しかった。明日は子供達孝行しよう。

引きこもり生活22日目(土曜)

まだ買い置きはあるのだけど、この1週間どこのスーパーでもトイレットペーパーが売り切れていたので、そろそろ不安になって、今日は土曜だし、朝1番に行けばあるかもしれない、と思い、8時に歩いてスーパーに行った。そして、初めて、大人になって初めてマスクをつけた。給食当番以来のマスク着用だ。ドイツでマスクなんて本当にありえないと思っていたけど、この数日、マスクをつける人を見るようになっていたし、ネットの記事で、やっぱりマスクを着用する国はコロナ感染率が少ないと読んだ。そして、オーストリアでは今や、スーパーでの買い物時は、マスク着用が義務化されたのだと言う。そんなこんなで、ちょっとドキドキしてマスクをつける。外を歩くときにはつけず、スーパーの入り口でつけた。ちょっと違和感があったけど、同時に安心感も出た。今日は土曜というせいもあって、少し人は多めで、マスクの人もいたし、特別視されることもなかった。このスーパーはちょっと値段が高めに設定されているので、必要品だけを買った。トイレットペーパーも一人ひとパックだけというルールになっていて、10ロールのパックを買うことができた。これで一安心だ。

お昼ご飯はトマトとマッシュルームとニンニクのスパゲティにサラダ。食後、お肉を買いに別のスーパーまで自転車で行くことにした。移動中は何もつけず、また入り口でマスクをつけた。このスーパーは少し安めなので、結局色々買い込んでしまい、自転車のカゴはいっぱいになるし、帰りはハンドル部分にも荷物をかけてフラフラして帰ってきた。

家を片付けてからは、子供達と散歩。土曜なので、子供の同級生の家族やパパにも会ったけど、2メートルくらい開けて手短に挨拶するだけ。

お天気がとても良くて、家に戻ってからは、日当たりが最高のリビングの窓の汚れが気になり、窓掃除。窓掃除が苦手な私なりに綺麗になったと満足していたら、長女と次女がケーキを作りたいと言い出した。子供も暇を持て余している。

子供達がキッチンを独占している間、私は一人コーヒータイム。今日はあまりコロナ関係のニュースを見ずに、好きな音楽やユーチューブを見てまったり過ごした。

夜ご飯は、チキンのモモ肉のカレー煮込み。圧力鍋でやると、本当に手短にできるし、お肉がほろほろ柔らかく仕上がって子供達にも大人気のメニュー。

そして、仲良しのこちら在住の日本人友達と4人でオンライン飲み会。やっぱりギネスビールとコロナビールと、そしてドイツの地ビールを飲みながら、コロナの話、子供の話、仕事の話、これからの不安など語り合った。あっという間の3時間。

明日は初夏のようなお天気になるらしい。冬が長くて暗いので、暖かくなると急にドイツ人は陽気になったり、外に出たくなったりする。明日は警察が、人が集まってないか見回りが厳しくなるという。市民の憩いの場の芝生も今日から閉鎖されているらしい。

我が家は、ちょっと離れたところまでドライブして散歩に行って、今年初のバーベキューをやる予定だ。

ちなみに、今は、家以外の場所でバーベキューやピクニックをすると250ユーロか200ユーロの罰金だという。そういう意味でも、家に庭があってよかったな、と思う。こういうときに、バルコニーや庭のありがたさを感じる。家族仲良く、健康で過ごしたい。

引きこもり生活5日目(水曜)

昨日、まだ店もカフェも空いていて、街は賑わっていると書いたが、日に日に状況が変わっていっていて、あっという間に、全てのお店、レストラン、カフェが閉まることになった。公園、動物園も閉鎖だ。

ガソリンスタンド、スーパー、薬局、銀行のみが営業できる。

本当に、どうなってしまうのだろう。見えないウイルスに怯える日々。

とはいえ、今朝は学校からの宿題を終えたあと、パスタサラダ、アボカドディップ、バゲットなどを自転車に詰めて、近くの芝生までピクニックに出かけた。もしかしたら、こんなこと、もうしたらいけないのかな?と思ったけど、そこまでは制限されていない。思ったより肌寒かったけど、やっぱり、こういうことでもしないと、気が滅入る。

家に戻ってからも、庭仕事をして、友達とひたすらワッツアップ(こっちのラインのようなもの)でやりとりした。みんなコンタクトに餓えている。近々オンラインで飲み会をしようと盛り上がった。本当、会えないって辛い。わたしは、家で大人が一人なので、本当に気が滅入る。

あ。今朝、少しだけスーパーに行ったら「できればカードで支払ってほしい」と言われた。コロナ以来、こちらでは手袋をするレジの人が増えたが、それでも、接触を避けるために、現金のやりとりではなく、カード支払いを推奨する政府の意向らしい。本当に徹底している。

書き忘れていたが、もちろん、ダンススクールも休校。パーティーは延期だと言われたけど、中止になってもおかしくない。先が見えない。おじさんとは時々ワッツアップでメッセージをやりとりしている。告白の返事はしていない。多分、断るだろう。こういう騒動の最中に心が動かない、ということは、わたしはやっぱり好きでは好きではないのだろうから。

長男がわたしに聞いてきた。「ママの小さい時とかにも、こういうことあった?」

「いや、こんな経験本当に初めてのことだよ」

同じ質問を電話で義母にもしていたが、義母も「長く生きてきたけど、こんな経験をしたのは初めてだ」と答えたらしい。

歴史に残るような一大事の真っ只中にいる。亡くなった夫はこのコロナ騒動のことも知らない。夫が知らないことが増えていく。私一人で経験することが増えていく。