性欲

不謹慎と思われるかもしれないが、死別して突如配偶者を失って体験する辛さのひとつに、性欲がある。

こんなこと皆言わないのかもしれないが、死別して読み漁った未亡人のたくさんの本の中の一冊、アメリカ人女性の書いた一言に、わたしは共感した。

「これまで夫に愛された身体、性のよろこびを知ってしまった自分の身体をもてあます」といったような表現だったと思う。

私たち夫婦は自分たちのセックスに満足していた。

急に一人にされて寂しすぎる。抱きしめられたい。快感を得たい。

男性だったらこういう時風俗に行くのかな。女性だけ取り残されるのはなぜだろう。

こんな悶々とした思いは、カウンセラーにも言えない。欲求不満のつらさ。夫が恋しい。私は可哀想だ。