今日も泣く

長女と折りが合わず、今日も泣いてしまった。長女とは本音で話し合えるが、その分、衝突も多い。なにせ私と性格が正反対。彼女は完璧主義だし、相当な努力家だし、頑固でど真面目だ。悪くいえば融通性がなく、人に誤解もされやすい。

死別したら、どうしても亡くなった人を美化してしまうものだが、長女も、父親のことを完璧に尊敬している。私と衝突するたびに、娘は父親のいない辛さにぶち当たる。そして私も夫のいない辛さを痛感する。共倒れだ。

夫だって厳しい面はあったから、反抗的な娘をしかったはずだと思うのだが、娘の中ではパパは完全に優しいパパのままで残っている。

どうしたって私には分が悪い。私はママであり、パパの役割もしつつ、一家をまとめていかなくてはならない。長女はしっかりしている分、ついつい頼ってしまって、かわいそうなことをさせていると分かっているのだが、だから、こうやって子供らしく反抗しているのは悪いことではないと分かっているのだが、心が折れる。疲労する。

同じシングルマザーでも、離婚の場合だったら、特にこちらでは、子供達はパパと十分に時間を過ごせるので(週末は父親のところで過ごす。週の半分は父親と住むなど)そういう難しい面も協力したりできるのかなーと想像する。別の難しい面はあるとは思うけれど。

ティーンエイジャーは難しい。ホルモンのバランスと、コロナのストレスと。

引きこもり生活37日目(日曜)

学校閉鎖が決まって、社交をやめて37日目。ドイツ人の友達と2回散歩に行った以外は誰にも会ってない。なんとなく「引きこもり生活」とタイトルをつけてしまったが、散歩や買い物やサイクリングには行っている。このタイトルで日記を書くのは、一旦今日でおしまいにしようと思う。

だって、明日からは大型店以外のお店はまた営業を再開する。学校の先生たちも明日から職場復帰。木曜からは受験生が学校再開となる。高校の最終学年の生徒たちだ。他の学年の子供達や、美容院は5月初旬から再開だそう。ただ、レストランやカフェの営業再開の目処は立ってないようだ。

というわけで、なんとなく、明日からは少しだけ気持ちがオープンになる気がするのだ。カレンダー的には今日で春休みもおしまい。明日からは、子供達もまた、オンラインで課題が出て、ちゃんと宿題をこなしていくことになる。バレエもピアノもオンラインで再開だ。

今日は、夕方バーベキューにすると決めていたので、お昼は、昨日の残りのアスパラガスやご飯と納豆など、それぞれ簡単に好きなものを食べた。

午後は、庭でバトミントンとカードゲーム。今日は次女が荒れた。次女は反抗期真っ只中で、兄弟喧嘩の原因にもなりやすい性分だ。何かのはずみで長女と次女が言い合いになって、大きな喧嘩に発展し、次女が泣きながら自分の部屋に閉じこもる羽目に。

あれ?これ、昨日の私?昨日も衝突したのは、長女。。。。汗

まぁ、子供が4人もいたら、やっぱり日々色々ある。なだめたり、説教したり、大好きだよと甘い言葉を伝えたり、私もそれなりにそれぞれの子供と向かい合いつつ頑張るけど、喧嘩が起こるのは仕方ない。兄弟喧嘩は普通のことだし、とにかく、今はみんな、友達にも会えずやることも毎日同じで、やっぱりストレスが溜まっている。

気を取り直して、みんなでバーベキュー。今日はサーモンも焼いた。そして、最後には焼きおにぎりと、焼きマシュマロも。

夜は、アマゾンプライムでマンマミーア2を見た。これは、私は次女と映画館で見ていたけど、パート1はDVDで何十回も見るほど好きだけど、2の方は、買うまでもないかなと思っていたので、プライムで無料で見れるのを待っていたのだ。長男は流石にもうミュージカルは嫌だと見なかったけど、女子組でまったりした時間になった。長女と次女も仲直りできたようだ。

社交自体は、距離を持って、友達一人と会うのはオッケーというルールがしばらく継続するけど、明日からは、少し規制が緩む。段階的にゆっくりと日常に戻るための一歩だ。コロナ感染自体がすぐになくなるわけではないので、引き続き気をつけながら、感染者が病院に溢れることのないように、医療崩壊にならないように、感染しないように、させないように努力していきたい。私が感染してしまったら、長女に負担がかかる。ドイツは相当ひどくならない限り自宅療養だから、その時のために消毒液は買ってある。感染者が触ったところは消毒しないと、一緒に暮らせない。そして、重症化になったら子供達だけで大丈夫だろうか。高齢の義父母には頼めない。義弟の家に子供達を預けることになるだろう。色々頭の中で想像し、不安にもなる。私しか親がいないのだから、倒れないように、子供達に心配かけないように悲しませないようにしたい。

引きこもり生活36日目(土曜)

今日は久しぶりに感情のエスカレートが激しく、散々な状態を作ってしまった。

なぜか朝から子供達とウマが合わず、私のイライラが募る。そして、長女と衝突。長女はドイツに来てからというもの、ドイツ人の悪い部分が身について、とにかく素直に謝らない。少しでも自分に非がないと思ったら、論破してくるのだ。夫にもそんなところがあって、喧嘩の原因になることが多かった。そもそも、長女は夫にとてもよく似ている。いいところも似ているのだが、私は人間ができてないので、ついつい、褒めることよりも、悪い部分を指摘してしまう。長女があまりにも言い返してくるので、「素直に謝ってよ。そういう謝れないところ、パパにそっくり」と私も大人気なく言っていたのだが、最後に数回「〇〇(夫の名前)そっくり」と私が言ったら、なぜかそこに長女が反発。

「なんでパパって言わないの?最近時々名前で話すけど、パパは私たち子供にとってはパパなのよ。パパとママと私たち。ママがパパのことを名前で話すと、別の、家族に属してない人みたいに聞こえる。私にパパのことをいう時は、パパって言ってよ」と、やや理解不能なことを真剣に訴える。思春期は難しい。

ここで、私の感情が崩れ、ひとり外にドライブでも出て頭を冷やそうかと思ったけど、まだ化粧もしてないし、行くところもない。部屋にこもっていたら、涙が出て来た。

私にとっては夫はパパじゃない。ちゃんと名前で呼びたい。でも、名前を出して話す場や機会がどんどん減って来て、夫のことは子供と話すくらいになってきた。だから、パパって言ってたけど、本当は名前で呼びたい。こんな気持ち、あなたにはわからないでしょう、もちろん、わかる必要もないし、こんな経験あなたにして欲しくない。

面と向かって言えなくて、こんなことを娘にケータイでメッセージを送る。

娘は、そのことはすぐに納得、謝ってくれたけど、

「ママは最近いつもパパの悪いところを指摘してばかり。私の悪いところを言うときにいつもパパを持ち出す。そして、それを名前で言われたら、パパが冷たくされてる気持ちになる」

と言う。なるほど。言われてみればそうだ。私は、夫のいいところを日々いっぱい思い出すのに、なかなかみんなに言わないし、言ったとしても、ついつい冗談っぽく茶化す感じになってしまって、子供達に十分に伝わってなかったのかもしれない。そして実は、夫のいいところを日々口に出して言うことは、逆に私には辛い作業でもある。

こんな気持ちのアップダウンを長女とやり合っていたら、泣いたまま少し眠ってしまい、昼食が15時という事態に。

たまに私の感情が爆発すると、こういうこともあるので、誰も文句も言わないし、適当に食べていたようだが、私のお腹が空いたので、ちゃんと作ることに。

楽しみにしていた、これからが旬の白アスパラガスだ。今日が今年初めてなので、子供達も大喜び。付け合わせはポテトとハム。ソースは卵黄とクリームとレモンと塩で作った。泣いたらスッキリして、まだ明るいのに、白ワインまで飲みだす私。

なんだかんだ言いながら、またいつものカードゲームをしたり、散歩に出たりして、結局は穏やかな午後。

昨日作ったフムスが余っているから、それをパスタソースにしてパスタを作ってくれるという長女に甘えて、夕飯はフムスのペンネ。ドライトマトペーストとフムスがとても良くあって、今年食べた食事の中で一番ヒットだった!と伝えると、長女、めちゃくちゃ大喜び。

長女とは、特に関係が近いので、よくぶつかるが、私の一番の理解者でもある。ありがたい。

夜は、ハリーポッター2をみんなで鑑賞。

たまに泣くのは、悪くない。私の悲しみを見せることも悪くないと思っている。だけど、やっぱり親だから、もうちょっとしっかりしないとな。4人も産んだのに、一番わがままなのは私かもしれない。

引きこもり生活24日目(月曜)

月曜の夜中です。イギリスのボリスジョンソン首相が集中治療室に入ったというニュース。本当に心配です。

今日も晴天で初夏のように気持ちよかった。今日はほとんどの時間を庭で過ごした。本当に平和な1日。引きこもって家族だけで過ごしていたら、お天気のいいこんな日は、コロナでもう信じられない人数の人が世界中で命を落としているなんて、別世界のような気持ちに一瞬なってしまう。だけど、これは現実だ。今日ニュースを色々読んでいたら、エクアドルかどこかでは、棺の数が足りなくなって段ボールを使っているとか、外出禁止令が出ているロシアで、若者が集まっていることに腹を立てた男性がバルコニーから発砲して若者数人全員亡くなった、とか本当に驚くような悲しいニュースが実際に起きているのだ。コロナのせいで。

みんな遅く起きて、遅い朝ごはんを食べたので、ランチは特に作らなかった。子供達は昨日のバーベキューの残りのお肉をトーストに挟んで食べ、私は納豆ご飯で済ませた。あまりにもまったりな1日で、長女とゆっくりおしゃべりすることもできた。反抗期だし、私と性格が正反対と言ってもいい長女とは、なかなか難しいことも多い。パパを失った悲しさを真正面から受け止め、今も苦しんでいる長女。私のことをすごく理解してくれて、心優しいけど、警察官のような厳しさもあり、超正論で論破しようとしてくることも多く、家族の中ではダントツ恐れられている存在。今日はくだらない昔話で笑ったり、勉強のこと、友達のことなど結構いっぱい喋れて、喧嘩にもならず、嬉しかった。

ボードゲームをして、庭で三女と簡単なストレッチやエクササイズをして、本当に信じられないくらい平和な時間を過ごした。次女と長男はまたサイクリングへ。

夜ご飯は鳥ミンチでそぼろご飯とお味噌汁とサラダ。お味噌汁にピーマンを入れたら、なんだか昔の母の味を思い出した。

そのあと、みんなでまたゲームして、今日はおしまい。

明日は買い出しに出かける。そして、去年から苦しんでいる肌の痒みがまだ治らないので、薬局に行ってみようと思う。今は、病院に行くのは避けたい気分。

何もしていないのに、同じことの繰り返しの毎日なのに、4月も1週間経とうとしている。信じられない。