夫の誕生日の祝い方

ドイツ人の誕生日に対する向き合い方はすごい。日本人の想像を超えている。子供の誕生パーティーはイギリス同様大掛かりで、それは理解できるのだけど、大人も普通に誕生会をやるのだ。30とか40とかの節目はそれはそれは豪華に祝うし、それもまだ理解できるのだけど、37とか41とか53とかの普通の誕生日も家族だけじゃなく、親戚友達、近所の人まで招待してお祝いする。今や、この私も月に3、4回は大人の誕生日会に呼ばれるほどだ。子供の友達のママたちは、子供たちが学校に行っている間、午前中に朝食会を開いてお誕生会にすることが多い。年配の親戚や近所の人は午後コーヒーとケーキで、または、みんなでレストランに夕食に行ったり、自宅にケータリングを手配したりして、お祝いする。

そして、これはドイツ人の鉄則。お誕生日おめでとう!の一言もプレゼントも、そしてもちろんお誕生日会も、誕生日の日以前は絶対に絶対にしない。これは大きなタブーだ。万が一誕生日を迎えられなくなったらいけないから、だそうだ。なんとも生真面目で論理的なドイツ人らしい。

夫の誕生日がまた近づいてきた。

この日は夫の親戚一同で集まるのが定例になった。平日だけど、子供達も習い事を休んで、次の日の朝も学校で早いけど、みんなで夕食に出かける。その前に、子供たちとお墓にお花とキャンドルを持って行く。

ちょっと前のことだけど、末っ子の二人のお友達を車に乗せていたとき、子供達がこんな会話をした。

友達1「今日はパパの誕生日なの。パパが帰ってくるのが楽しみ」

友達2「〇〇(娘の名前)のパパは何歳なの?」

娘「◎歳だよ」

友達1&2「〇〇はパパに会ったことないんだよね?でも、歳ちゃんと分かってるんだね」

娘「わかってるよ。毎年みんなでご飯食べに行くし、ちゃんとお祝いするし」

友達1「お墓のところでハッピーバースデーの歌を歌えるね」

娘「うん。でもあんまり大きい声で歌ったらパパもびっくりしてオナラしてお墓が臭くなるかもね」

友達1&2&娘 大爆笑

まだまだオナラが下ネタで面白くて仕方ない末っ子。子供って面白いな、正直だな。おかしくて、私も笑ったけど、また胸がツンとした。