ワクチン進み日常復活?行政への怒り

しばらくブログを書けないでいました。なんだろう、なぜか夜、コンピューターに向かえなかった。コロナの抗原検査が街中のいたるところでできるようになって、完璧に習慣化となったこの2ヶ月。子供たちは学校でも週2回検査。友達と会う前にも検査。でも、ずっと接触制限があって、同居家族以外プラス1人のみ、というようなルールもありました。

それと同時に、ワクチン接種もどんどん進んでいっています。最初は医療従事者、80歳以上の高齢者、老人ホーム入居者そして、79歳から年齢が徐々に下がって、学校の先生や、幼稚園の先生、放課後クラブのリーダーたちなど、不特定多数の子供と接する仕事に就く人、などが優先されました。警察や救急隊も。

ここまでは、良かったのですが、今は60歳以上の高齢者、そして、スーパーやドラッグストアの店員から社員まで、美容師さんや足のマッサージの人ときて、なぜか、税理士さんや会計士さんも枠に入っています。あとは、介護の必要のある人ひとりにつき2人まで、妊婦さん1人につき2人まで、とか。とにかくここが多い。持病も、喘息、高血圧、太り過ぎ、まで入ってきています。そして、ホームレスの人、ドラッグ中毒者、難民施設に住む難民たちも接種が終わったはずです。

そんなこんなしていたら、人口の半分以上の接種があっという間に終わって、コロナ自体も日に日に減っていき、ワクチンを接種した人は、テストの義務なく、お店に入れる、などとなり、おまけに今日からレストランやカフェも室内屋外ともにオープン!(ワクチン接種者、コロナ完治者は、その証明を見せる。そのほかの人は24時間以内の抗原検査の結果が必要)

接触制限も3家族10人までになって、ワクチンを受けた人と、コロナにかかって治った人は、その人数から除外されるということに!!

数週間前から、私は怒っています。なぜかというと、私は、これまでのどのカテゴリーにも属していないので、まだワクチンを受けていないからです。なんだかんだいって、周囲はほぼみんな接種したというのに。

死別家庭が優先されないのはおかしいと思いませんか?

子供達は既に1人の親を失っているのに。コロナでたくさんの孤児が世界中で生まれているというのに、なんで行政はこんなことに気づいてくれないのだろう?

若くして配偶者を失って子供を育てる死別シングル家庭は、先進国では本当に本当に数が少ないから、忘れられてしまったのだろうか?

地元の保健局、役所に電話しても、かかりつけのお医者さんに相談してください、申し訳ないけどガイドラインに沿って動いているだけだから、という、なんともそっけない返事で。かかりつけの医者も忙しく、なかなか予約が取れなくて、やっと来週会えるのだけど、訴えたところで、待ちのリストに入れてもらえるかどうか、といったところだろう。そうこうしているうちに、こちらではもうすぐ12歳から17歳の子供達への接種も始まるという。

おかしい。子供達は、もうパパを失っている。もうたった1人しか残っていない私を失うかもしれない、という不安を与えるべきではない。私にはワクチン接種が優先される権利があると、思うのだ。

でも、それに気づいて、私が行動するのが遅すぎた。先週から怒りまくっている長女も私も、政府、大臣、地元のトップなどに、メールやメッセンジャーで直接嘆願の長文を送ったけれど、今更政府の方針は変わらない。いくつか丁寧な返事が返ってきたけど、何も状況は変わっちゃいない。

遠くに住んでるおじいちゃんが介護の段階になってて、でも、もう親は仕事関係でワクチンを接種済みだから、と、18歳くらいの孫がワクチンを優先的に受けたり、全く人に会わず、ホームオフィスできる会計士が優先されて、死別のひとり親が優先されないのは、本当に、行政に想像力がないとしか言えない。

久しぶりに本当に悲しくて、頭にきて、行動しまくっている。

ワクチンが受けたい気持ちはもちろんだけど、それよりも、この死別家庭の存在をもう少し気づいて欲しいという気持ちの方が強いかもしれない。ワクチンを受けてない人が、だいぶ少なくなってきて、私は、セカンドクラス、サードクラスの市民なのか?というような気持ちにさえなる。

私が泣いていたら、長女も一緒に泣いて、言った。「パパが死んでから、いろんな機会に、特別悲しいなとか辛いなとか思うことがあるけど、まさに今も、そう。なんで私たちのような家庭が考慮されないの?」と。

世の中は不条理で不公平なんだよ、と長男が。

悲しい。今日は友達はレストランで食事に行ったり、ホリデーに行ったりしているようだが、まだ怖さがあり、皆と同じようにワクチンを受けられていない私は、そんな気持ちにもなれない。

コロナが減ってきていることは嬉しい。ワクチン接種者が増えていることは、私にとってもいいことなのはわかっている。順番を待っている人がまだまだいることもわかっている。ただ、悔しい。

こんな世界の危機はもうないとは思うけど、死別家庭がないがしろにされないように、今後ももう少し行政にアプローチしていきたいと思う。

映画 セブンシスターズ

ちょっと怖いけど、わたしは好きだった映画。年齢制限、こっちは16歳以上になってて残虐シーンも多かったけど、見てよかった。長女が見たいというので、一緒にネットフリックスで見た。クリスマスにネットフリックスを親戚からプレゼントされた子供達は、最近色々情報を仕入れてくる。

英語のタイトルは「What Happened to Monday」月曜日に何が起こった?の時間としての on Mondayではなくて、toになっているのがポイント。これ、名前なんです。

月曜日と名付けられた女性。

時は2073年。遺伝子組み換え食品が増えたことで、人間の生体にも影響が起き、双子や三つ子などの多胎児妊娠が増える。人口が増え続け、食糧危機になっていく中、政府は一人っ子政策を押し出す。チップで徹底的に管理され、兄弟がいる家庭の子供は1人を残し、政府に連れていかれる。政府の施設に送られた人たちは、冷凍保存され、地球の環境が整った頃にまた戻される、というのが表向きの説明だが、施設の中で本当は何が起こっているかは皆知らない。

そんな中、7つ子が産まれる。表向きには1人だけ残ったことにして、7人全員隠れて育てる決心をする医者の祖父。月曜日から日曜日までの名前をもらう7人。自分の名前の曜日になると、彼女たちは外出し、普通の暮らしをする。家に帰ると、その日の出来事を詳細に分かち合い情報を共有する。同じチップを入れられ、表向きは1人の人間に見えるけど、本来の個性や性格はそれぞれ。

ちょっとやんちゃな「木曜日」ちゃんがスケートボードで怪我をして指を失うと、他の6人の指も祖父によって切断される。そうやって、この7人は大人になっていく。もう祖父もいなくなって、30代になった彼女たちだけでの生活が続く中、「月曜日」が帰宅しない夜がある。

「月曜日」の行方を知るために、姉妹が協力するのだが、政府に正体がばれて、残虐な戦いになっていく。

ストーリーも面白いなと思ったし、このノオミラパスという女優さんが1人で七役しているところもすごいと思う!イギリス、アメリカ、フランス、ベルギーの合同作品だそう。

ちょっと怖いのが好きな人にはおすすめかも。

それにしても、こんな世の中だったとしたら、4人も産んでしまった私は地球のために最悪なことをしてしまったということになるのか。汗 とほんの一瞬だけ思った 

引きこもり生活29日目(土曜)

久しぶりに早起きして、朝一番でスーパーに。マスクの人がいつもより少ないような気がする。そして、スーパーがもう混んでいる。イースターの週末でみんなリラックスしてきたのだろう。そして、昨日ラジオで聞いたのだが、ドイツはこの接触制限など、国民の3分の2も政府のコロナ対策に満足していると答えたらしく、対策もうまくいっているので、制限を少し緩めてもいいのではないか、という意見も出始めているらしいのだ。感染者数のカーブが緩やかになってきたということだろうが、こういう時が一番不安になってしまう。

兎にも角にも、一つ目のスーパーで買い物を終え、二つ目のスーパーへ。コロナ危機になってから、あまりスーパーのハシゴはしていないけど、今日はイースターのためにいっぱい買いたいので仕方ない。そのあとは、飲料専門店で地ビールをひとケース。こちらのビールは瓶が基本だ。飲み終えた瓶とケースを返すとお金が戻ってくるシステム。さて。全ての食料品飲料品の買い物を終え、園芸店へ。種と苗とさらに、やっぱり土も少し買い足したい。

家の近所のお花屋さんがメインの園芸店に行ったら、なんとかなりの行列ができている。今はどの店も、店内のお客さんの人数を制限しているので、大変だ。食料品を車においたままなのに、結構並んでようやく店内へ。やっぱりお花がメインで種はあるけど、野菜の苗はなかった。そして、土の値段も高めだ。あー失敗した。それでもタネは種類がいっぱいあったので、レタス、ラディッシュ、人参、グリーンピースの種を買った。

家に帰ったら、長女以外みんな起きていたけど、なんだか皆だらけている。すぐに、家庭菜園をやりたかったのに、なぜか皆愚図り、「夕方にしかしたくない。17時で」という長男の一言に、結局全員合意。

日本の友達からライン電話が入り、小一時間話し込む。話題は8割コロナのこと。不安はどこも一緒だ。

お昼ご飯はポテトの茹でたものに、チキンのチーズ焼き。デザートはイチゴと生クリーム。午後は、子供達とゲームしたり散歩したり、本当にこのほぼ1ヶ月変わらない同じことの繰り返し。

17時きっちりに全員で庭に。土を足して、種を植えていく。そして、スーパーで買ったハーブも植え込む。チームワークと達成感!記念写真を撮って、またみんなでゲーム。末っ子の負けん気が強くて笑える。

日差しが強くご飯を作る気がしなくて、そうめんと、野菜炒めと、冷凍の魚フライで夕食。暑かったからそうめんが美味しかったな。

明日はイースター。教会に行かない、誰にも会わないイースター。

引きこもり生活5日目(水曜)

昨日、まだ店もカフェも空いていて、街は賑わっていると書いたが、日に日に状況が変わっていっていて、あっという間に、全てのお店、レストラン、カフェが閉まることになった。公園、動物園も閉鎖だ。

ガソリンスタンド、スーパー、薬局、銀行のみが営業できる。

本当に、どうなってしまうのだろう。見えないウイルスに怯える日々。

とはいえ、今朝は学校からの宿題を終えたあと、パスタサラダ、アボカドディップ、バゲットなどを自転車に詰めて、近くの芝生までピクニックに出かけた。もしかしたら、こんなこと、もうしたらいけないのかな?と思ったけど、そこまでは制限されていない。思ったより肌寒かったけど、やっぱり、こういうことでもしないと、気が滅入る。

家に戻ってからも、庭仕事をして、友達とひたすらワッツアップ(こっちのラインのようなもの)でやりとりした。みんなコンタクトに餓えている。近々オンラインで飲み会をしようと盛り上がった。本当、会えないって辛い。わたしは、家で大人が一人なので、本当に気が滅入る。

あ。今朝、少しだけスーパーに行ったら「できればカードで支払ってほしい」と言われた。コロナ以来、こちらでは手袋をするレジの人が増えたが、それでも、接触を避けるために、現金のやりとりではなく、カード支払いを推奨する政府の意向らしい。本当に徹底している。

書き忘れていたが、もちろん、ダンススクールも休校。パーティーは延期だと言われたけど、中止になってもおかしくない。先が見えない。おじさんとは時々ワッツアップでメッセージをやりとりしている。告白の返事はしていない。多分、断るだろう。こういう騒動の最中に心が動かない、ということは、わたしはやっぱり好きでは好きではないのだろうから。

長男がわたしに聞いてきた。「ママの小さい時とかにも、こういうことあった?」

「いや、こんな経験本当に初めてのことだよ」

同じ質問を電話で義母にもしていたが、義母も「長く生きてきたけど、こんな経験をしたのは初めてだ」と答えたらしい。

歴史に残るような一大事の真っ只中にいる。亡くなった夫はこのコロナ騒動のことも知らない。夫が知らないことが増えていく。私一人で経験することが増えていく。