レンタル彼氏を検索

恥ずかしいことに、4人の子育てをしながらも、頭の中の8割9割は、彼氏が欲しいパートナーが欲しいと思っている子供時代から恋愛至上主義だったはずの私だが、街を歩けば、あぁこの人にも家に帰れば奥さんがいるんだ、旦那さんがいるんだと想像し、勝手に悲観的になる私だが、とうとうレンタル彼氏というものをネットで検索してしまった!正確に言えば、レンタルパートナーだろうか。

というのも、友達のご主人の大きなパーティーに招待されたのだ。3ヶ月後だ。誰かパートナーも連れてきていいですよ、という。というのも、こちらでは結婚式でもパーティーでも基本は夫婦参加。ティーンエイジャーでも彼氏や彼女と家族のイベントやパーティーに一緒に来るというのが基本。

これまでずっとそのようなパーティーは一人で参加してきて、私にも度胸がついてきたけど、今度のそのパーティーは、ちょっと一人じゃ心細いな、辛いな、と想像できた。

半端にいろいろな人を知っているので、内輪の友人は連れていけない。招待されてないことが分かると不都合だろうと思うからだ。

で、思いきって検索してみた。「レンタルパートナー」

驚くことにこちらにもあった。写真付きで、うちからの距離とともに理想の条件の相手を検索できる。思いきって頼もうかな。知らない男性。ただ3時間程度のパーティーの間、私の横にいてもらうだけの男性。

息子がもっと大きくなったら息子が横に付き添ってくれるのかな。

夫の昔の友達は皆既婚者だから頼みにくいし、独身の男性は、以前にも書いたが、私が彼の告白を断って以来、やっぱり気まずくて会えていないし、こんなこと頼めない。

義理の父じゃ年齢が高すぎるし、義理の弟かな。ちょっと遠いけど来てくれるだろうか。だいたい都合が合うのだろうか?彼女は了解してくれるだろうか?レンタル彼氏を検索してみた、と言ったら同情してくれるかな。

虚しいな。

夫が生きていたら、こんな発想しなくても良かったのに。

パーティーに欠席するというオプションもあるけれど、これまで数回他のパーティーをお断りしたけど、今の気持ちとしては、なんとか工面して行ってみたいな、という感じ。でも、ここは一人じゃいけない。メンツ的に厳しいだろうな、と容易に想像がつくから。

日本じゃレンタルパパもあると聞く。

子供達も時々やっぱり寂しいんだろうな。

ダンスを習いに行くことにした

すっかり肌寒くなったドイツ。朝晩は10度以下になることもあり、コートを着る毎日だ。これから命日や夫の誕生日などが続く苦手な季節がやってくる。子供達が就寝した後は、一人で日本の動画をみたり、本を読んだり、音楽を聴いたりしている。女友達と会う夜もたまにはあるけれど、毎日毎晩泣いているわけではないけれど、寂しさと虚しさで胸が苦しくなる夜が本当に多い。

そんな毎日を変えたくて、思いきってダンスを習いに行くことにした。実は、昔社交ダンスを少しやっていたのだ。老後に夫と習いに行くことが私の夢だったけど、夫はダンスなど全く無関心だったな。

街の老舗の社交ダンスの教室のホームページを数ヶ月前からちょくちょくと覗いていた。子供からかなりの高齢の人まで通っている大きな学校のようだ。ホームページ上の申し込み欄を見てみると、一人でも、パートナーがいなくても申し込めるようだ。私は思いきって申し込むことにした!ドイツで言葉も不自由なのに、社交ダンスを習いに行くなんて、結構私って勇気があって大胆だな、と思う。でも、私は何かしたいのだ!

夜中に申し込みをオンラインで送り、翌朝、子供達に打ち明けた。週一で社交ダンスを習いに行きたいと思っていて、申し込んじゃった。と。

子供達はなんと大賛成してくれた。特に長女と長男は私が社交ダンスが大好きだったことをずっと知っていたので、「いいじゃん、ママいいじゃん!」と本当に喜んでくれた。

心の片隅に、そこで出会いがあればいいな、と思っている。彼氏が欲しいなという気持ちは今も変わらない。一人の寂しさ、人肌の恋しさも常にある。でも、それよりも、趣味ができることの喜び、新しいことを始めることができる喜びの方が大きい。

初心者ではないけれど、初級コース11回という最初のコースを申し込んだ。最初のレッスンが楽しみだ!

恥ずかしい事だが頭のなかの8割くらいは。。。

彼氏が欲しい、パートナーが欲しいと考えている。

4人も子供がいて、日々忙しく、ドイツ語も苦労して勉強しているのに、本当に8割くらいはその事について妄想している。

幼稚園や子供の学校で会う大人を見ては、あぁ皆夫婦揃って仲いいんだなぁと勝手に想像し、スーパーに行って他のお客さんや店員さんを見ては、きっとみんなパートナーがいるんだろうなぁと羨む。偏見入ってるかもしれないけど、勝手なイメージで申し訳ないけど、どんな老いた人でも、とてつもなく太っている人でも、すごく感じの悪そうな人でも、あぁ、きっと皆私のように一人ではないはずだ、と羨ましくなり妬む。

それほど悪いことをした記憶はない。どちらかといえば、真面目に生きてきた。たまの喧嘩はあっても夫は私に大きな不満もなかったと信じている。それなのに、私はこんな試練、こんな状態を与えられてしまった。

レンタル彼氏やレンタル父親が日本にはあるらしい。こっちにもあるのかな。

でも、レンタルじゃ虚しくなるかもしれないな。

再婚の希望などない。夫と一緒のお墓に入りたい。なんなら今すぐにだって、入ってもいい。正直に言えば。

子供のために生きている。というか、子供たちはきっと私がいなくても、親戚たちが育ててくれると思うけど、子供たちに、再び親を失う悲しみを味わってほしくない、というその気持ちだけで生きている。

遊んでも虚しい。どこかつまらない。子供と幸せを感じる瞬間はあるけど満たされない。

私は昔から、根っからの恋愛至上主義なのだ。

どうしよう。いい歳して、母親なのに私はおかしいかもしれない。