マスクを縫う。とりあえず5枚

月曜からマスク着用が義務化になるということで、マスクを縫うことにした。そして、月曜からはお店が全て営業再開になるという。感染者数がぐっと増えれば、また閉鎖の可能性は十分あるが、とりあえず、感染者数が抑えられるように、少しでも日常生活が戻ってくるように、そのためにも、とにかく全員マスク着用ということになったようだ。お店の中、バスや電車など、そして市役所などでも着用が義務になるという。ドイツ人は決まりごとが好きだし、決まってしまえば、ちゃんと従う人が多いので、きっと定着すると思う。でも、もう日が長いし、サングラスの季節でもある。サングラスにマスクじゃ、本当、ちょっと怖いな、誰がだれかわからないな、という危惧は私にさえある。そういう意味ではマスク義務化に、不満を唱える人もいることはいるが、店内では、マスクをつけてサングラスを外し、外に出たら、マスクを外してサングラスをつければいいのだから、まぁなんとかなるだろう。

我が家も最低10枚は作らないといけない。洗濯を考えて一人2枚だ。とりあえず、まだ医療用のマスクが残っているので、時間はあるのだけど、友達から、YouTubeでいい作り方を教えてもらったので、今日作り始めることに決めた。

2枚がさねで、ひだがついて、ゴムを通すところに別布をつけるやり方だ。家に余っていたIKEAで買った春らしいピンク系のストライプの布と、淡いブルーのギンガムチェックのハンカチで、とりあえず私と娘3人分を作った。途中、20年以上使っているミシンが壊れ、どうしようもなくなって、途中からは全て手縫いで。息子は、グレー系の布がいいと言っていたけど、うちには麻のグレーしかなく、なんだかゴワゴワするし、古くなったトレーナーは、少し生地が分厚すぎるし、結局、小さくなったブラックのチノパンを活用することに。黒いゴムがないなぁ、ヘア用だと痛いしなぁと思っていたら、友達が、タイツで作るゴムのサイトを送ってくれた。私の古い黒いタイツを切ったらあっという間にゴムになった。手縫いは面倒だったけど、やり始めたらハマるタイプなので、5枚作るのは全く苦ではなかった。

ミシンを修理に出して、残り5枚作るか、修理は後回しにして、手縫いでもう5枚作るか。とりあえず、5月4日の学校再開までには完成させないといけない。

今日は一回も外に出なかった。ほとんど動かず、リビングのソファで過ごした。庭に出たのは、夕方の水やりの時だけ。家庭菜園の畑からは、ラディッシュとレタスとグリーンピースの芽が順調に育ってきている。庭の水仙ももう終わってきたし、明日は芝刈りをして、少し庭仕事に励もうと思う。明日はマスク作りはお休みだ。

引きこもり生活29日目(土曜)

久しぶりに早起きして、朝一番でスーパーに。マスクの人がいつもより少ないような気がする。そして、スーパーがもう混んでいる。イースターの週末でみんなリラックスしてきたのだろう。そして、昨日ラジオで聞いたのだが、ドイツはこの接触制限など、国民の3分の2も政府のコロナ対策に満足していると答えたらしく、対策もうまくいっているので、制限を少し緩めてもいいのではないか、という意見も出始めているらしいのだ。感染者数のカーブが緩やかになってきたということだろうが、こういう時が一番不安になってしまう。

兎にも角にも、一つ目のスーパーで買い物を終え、二つ目のスーパーへ。コロナ危機になってから、あまりスーパーのハシゴはしていないけど、今日はイースターのためにいっぱい買いたいので仕方ない。そのあとは、飲料専門店で地ビールをひとケース。こちらのビールは瓶が基本だ。飲み終えた瓶とケースを返すとお金が戻ってくるシステム。さて。全ての食料品飲料品の買い物を終え、園芸店へ。種と苗とさらに、やっぱり土も少し買い足したい。

家の近所のお花屋さんがメインの園芸店に行ったら、なんとかなりの行列ができている。今はどの店も、店内のお客さんの人数を制限しているので、大変だ。食料品を車においたままなのに、結構並んでようやく店内へ。やっぱりお花がメインで種はあるけど、野菜の苗はなかった。そして、土の値段も高めだ。あー失敗した。それでもタネは種類がいっぱいあったので、レタス、ラディッシュ、人参、グリーンピースの種を買った。

家に帰ったら、長女以外みんな起きていたけど、なんだか皆だらけている。すぐに、家庭菜園をやりたかったのに、なぜか皆愚図り、「夕方にしかしたくない。17時で」という長男の一言に、結局全員合意。

日本の友達からライン電話が入り、小一時間話し込む。話題は8割コロナのこと。不安はどこも一緒だ。

お昼ご飯はポテトの茹でたものに、チキンのチーズ焼き。デザートはイチゴと生クリーム。午後は、子供達とゲームしたり散歩したり、本当にこのほぼ1ヶ月変わらない同じことの繰り返し。

17時きっちりに全員で庭に。土を足して、種を植えていく。そして、スーパーで買ったハーブも植え込む。チームワークと達成感!記念写真を撮って、またみんなでゲーム。末っ子の負けん気が強くて笑える。

日差しが強くご飯を作る気がしなくて、そうめんと、野菜炒めと、冷凍の魚フライで夕食。暑かったからそうめんが美味しかったな。

明日はイースター。教会に行かない、誰にも会わないイースター。

引きこもり生活28日目(金曜)

昨日、電動ドリルの部品が壊れて、祝日の今日は何もできないなと思っていたのに、そのことを昨日グループチャットで知ったドイツ人友達が、部品を貸してくれると届けてくれた!本当に優しい。ありがとう。

早速長男と取り掛かる。電動ドリルで家庭菜園の巨大プランターを組み立てていく。組み立て終わったら、内側から木を守るためのオイルペイントを次女と長女で塗っていく。三女が外側から手伝い、私と長男で、内側に、黒い薄い布のような紙のような素材のシートを釘で打ち付けていく。5人全員協力だ!チームワークで大変な仕事をなんとかお昼前に終えることができた!

お昼は、昨日の残りのボロネーゼとパン。

午後は、巨大プランターの中をうめていく。全部土で埋めると、土を大量に買わないといけなくて、大変なので、最初は、木屑のようなもの。これは知り合いから大量にいただいていた。そして、巨大プランターを置くために取り除いた芝生。土付きで放り込む。そして、安めの土。最後が、高い野菜用ハーブ用の土だ。

まさか今日全部終えることができるとは思わなかった!!部品を貸してくれたお友達のおかげだ!明日種と苗を買えば、夢の家庭菜園が始められる。

ここまで終わったちょうどいいタイミングで、ずーっと会っていなかった義父母が、イースターのちょっとしたプレゼントと大量の色付きのゆで卵(殻をカラフルに色付けるゆで卵を作るのがドイツのイースターらしいと、ドイツに来て知った。姑は毎年大量にこれを作る)を持って来てくれたのだ。接触なしで、2メートル以上離れて、久しぶりの会話。義父母は並んだ子供達を見て涙を浮かべている。早くコロナが落ち着けばいいのに。日曜のイースターも一緒にお祝いできない。

家庭菜園のプロジェクトのことは、何も話してなかったので、義父母は庭を見てびっくりしていた。ものの数分だったけど、元気そうでよかった。

夜ご飯は、子供達の大好きな、白魚と野菜のオーブン焼き。ズッキーニ、マッシュルーム、レモン、トマト、パプリカとオリーブオイルとニンニクが今日の具材だ。それに、カレーピラフとサラダ。

義母がお土産に持って来てくれたルバーブのケーキでデザート。そしてボードゲーム。とても充実の金曜日。イエス様が十字架にかかった日ということで、今日は祝日。本来なら教会の礼拝に行く日です。これも、今日はYouTubeで、夜になってゆっくり聞きました。

明日は平日だけど、日曜と月曜はイースターのためお店は全て閉まります。明日は、混雑しそうだから、朝イチで買い物です。目覚ましかけて寝ます。

引きこもり生活27日目(木曜)

朝一で子供達と家庭菜園のための準備。芝生を取り除いて、巨大プランターの場所を作る。きちんと水平になっているか確かめて土をならす。今日も暑くてみんな汗ばむほどだ。

長男と私で、夫の形見の電気ドリルでネジの場所に穴を開けていく。正直言って電気ドリルを使うのは、私も長男も初めてのことだ。今までは、友達や義弟などに頼んでなんとかなっていたのだ。でも、これは私たちのこの春のプロジェクト。自分たちでやりたい。

組み立てまで午前のうちに終わらせたかったが、想像よりも難しく、ランチ休憩。気持ちも落ち着かないので、簡単に済ませたく、白玉団子という有様。でも、美味しいし、いいじゃん。結局みんな喜んで食べて、また庭へ。

さぁこれから頑張るぞ、という時になって、電動ドリルの穴を開けるための部品が壊れた。信じられない。

今から店に行くと、もう午後だし、きっと行列ができている。しかも、私はまだ化粧もしてない。今日はもうここまでだな。と諦める。明日はグッドフライデー(イエスキリストが十字架にかかった日)なので、祝日でお店はお休みだ。明後日朝一番で買いに行って、続きをしよう。ということで今日はおしまい。

長男が残念がるかな、と思ったけど、「このくらいちょっとうまくいかないくらいのほうがチャレンジって感じでいい!すぐに終わるのも寂しいし」と言ってくれたので、まぁいいか。これからもまだ当分休みだし、自宅待機が続くんだしね。

夕方、全員でパパのお墓へ。黄色いチューリップと白いバラを組み合わせていけて、キャンドルを灯した。義父母が植えてくれていた紫と黄色のパンジーも可愛らしい。

夜ご飯はタコス。タコスの皮は市販のもので、オーブンであっためるだけ。具はボロネーゼソースを作って、あとはそれにレタスの千切りと市販のサルサソースと、チーズとサワークリームをそれぞれトッピングしておしまい。簡単なのに、ちょっとワクワク感が出て、子供たちも喜ぶので、年に数回食卓に出てくる。

明日は祝日。義父母が玄関先まで立ち寄るという。3メートルくらい離れて数分会話するくらいは大丈夫だろう。久しぶりに義父母に会えるのが楽しみだ。

引きこもり生活26日目(水曜)

学校が閉鎖されてからというもの、ダラダラ起きていたが、今日は久しぶりにアラームを6時にセットし、7時の開店と同時に日曜大工の店に。びっくりなことに、それでも10人ほど、もうお客さんがいた。みんな同じことを考えるんだなぁ。家庭菜園の出来る巨大プランターなようなものと、大量の数種類の土を買い込む。この巨大プランター、結構なサイズで、ネジも大量に必要だし、数時間係で組み立てなければいけないものだ。

今日は午後、1ヶ月ぶりに、ドイツ人親友と二人で散歩に出かける約束があったので、中途半端に、このプランター組み立てをやり始めたくなくて、明日からのプロジェクトとすることにした。

友達にこの話をしたら、プランターを置く芝生部分の芝は取り除いたほうがいいという。この作業なら今日始めることができると思い、長男と長女にお願いする。この家庭菜園プロジェクトは、子供達も賛成だったので、しかも、毎日結構退屈しているので、喜んで手伝ってくれた。初夏のような陽気で、直射日光の下では本当に暑かったけど、綺麗に芝生を除いてくれた。

昼ごはんは、簡単パスタ。茄子とマッシュルームのトマトソースパスタだ。外で食べれば何でも美味しい。手抜きだけど、今日は仕方ない。

そのあとも庭で過ごして、私は友達に会いに。毎週数回会っていた友達とも、このコロナ騒動以来電話のみになっていたので、久しぶりの再会だ。2人で、距離をとって会うことは禁止されていないのだ。彼女の家のそばの林や草原を1時間ちょっと歩いて、色々おしゃべりする。彼女の高校の同級生が、ニューヨークのブルックリンで医者になっていて、コロナ患者の対応をしていることを同級生のソーシャルネットワークに書き込んだこと。状況がとても厳しいこと。などなど、やっぱり話題はコロナのことになる。彼女は私より10歳年上だ。だけど、本当に気が会う。帰りは彼女の家の庭で、ドリンクを飲みながら、またおしゃべり。

買い物を済ませて家に戻って、夕ご飯。なんだか暑さで疲れてしまい、今日はドイツ式に「冷たい食事」パンとチーズとハムにした。夕食も庭で食べて、今日の一日中もおしまい。

子供達と映画が見たくて、アマゾンで「グレイテストショーマン」を購入。映画館で子供達と見たけど、やっぱりこれは、何度も見るだろうし、買ってもいいかな、と思って。

この週末はイースター(復活祭)だ。日曜がイースターで、これは、イエスキリストの死後の復活を祝うもの。そして、明後日の金曜日は、イエスキリストが十字架にかかって亡くなった日ということになる。(月の満ち欠けによって、イースターの日は毎年異なる) イエス様の復活はキリスト教の信仰の根本だ。イエス様が復活したから、キリスト教がここまで続いている。普通に考えたら、ありえないことだ。十字架の上で苦しめられて亡くなった人が生き返って、普通に飲み食いして、40日後に再び天国に行くなんて。本当にありえない虚言に思える。だけど、当時のイエスの弟子たちは、イエスの死後、普通に落ち込んでいて、イエスの仲間だということで、自分たちにも危険が及んだにもかかわらず、逃げることはできたにもかかわらず、復活したイエス様に出会ったから、彼らがその目で見て、体験して信じたから、いくら迫害されても、処罰されても、この復活のことを言い広め、書き残した。聖書にはあまりにも人間臭い彼らの様子がずっと記されている。このごく普通の彼らが、身の危険を冒してまで伝えたかったこと、伝えるべきだと思ったこと、それを私も信じる。夫とはまた違った形で天国で会える。これを心から信じることができることが、救いだと思う。

明日は、一日庭仕事、そしてお墓にお花を持って行く予定だ。