夫以外の男性とのキス

自分でもびっくりしているのだが、恋に落ちてしまった。ワクチンが進み、コロナ規制がほぼなくなって、日常が復活したこの夏。気持ち的にも色々あって、なかなかリアルタイムでブログに書くことができなかった。。。。本当は、こういうことこそ、即書くべきなんだろうけど。。

この夏は、ドイツにいた。子供達と国内で小さなホリデーをしたけど、基本はこっちにずっといた。そして、前に書いた、友達に紹介されたバツイチの彼と定期的に会うことが増え、好きだな、思ってしまった。2週間ほど前、ご飯を食べに行った帰り、ついにキス!!!!思わず確認してしまった私「ほかに、いないよね?」 もしかしたら、他にも同時で誰かと会ったり、デートしたりしてるかもしれないし、そういう関係の人もいるんじゃないかと、思ってしまったのだ。。。汗

「誰とも付き合ってないし、キスしたのも3年ぶりくらいだよ」という彼。

とりあえず、じゃあ、私のことも好きなんだなと、両思いになれた喜びを感じた。死んだ夫の笑顔が浮かんだ。都合よく解釈しただけかもしれないけど、この人ならいいんじゃない?と言われてるような気がした。 

英語圏の人の死別関係の本では、新しい出会いや、人のことを、「チャプター2」ということが多い。第2章。。と。。死別した相手が第1章で、新しい次の人を第2章だと。

これは、どうも私的には、まだピンとこない。死別した夫は私の一部で、もう私の中に夫が含まれている感覚なのだ。私自身が、もう前の私とは違っている。今後、私の気持ち、この彼の気持ちがどうなっていくのか、子供たちはどう反応するのか。など、色々、怖い。

まだ子供たちには伝えていない。まだ始まったばかり。どうなるか、自分でもわからないし。

7ヶ月ぶり?!のカフェ

ほんっと、嬉しい。今日は2回もカフェに行っちゃった!子供達が学校に行っている間に、歯医者の予約があって、それが終わって、まず1人でコーヒー。外に座る場合は、コロナの抗原検査の結果もいらず、久しぶりのカフェを満喫。

そして、午後、次女と一緒にランチ。ほかの子供には内緒!笑 次女が街で用事があったから、2人だけで、またカフェに。次女が行きたいカフェは行列ができていたので、屋内に座る可能性もあるなと思い、すぐ近くの検査所で、コロナ検査。2人とも陰性で、カフェ無事入店。無料で、ほんっとあっさり、15分もかからずに検査ができて、結果が出る。このシステム、本当に嬉しい。

10月末以来の外食!!!!!!!!

本当に長かった。長い長いロックダウン。それが徐々に解除されて行く喜び。

自転車だったので、帰りは夫のお墓に寄って、気持ちよく帰宅。

こんないい日が毎日続けばいいのにな。

24時間で487人のコロナ死者

コロナパンデミック以来、最悪の数。ドイツ国内で、24時間にコロナで亡くなった人が487人にもなったという。毎日毎日増え続ける新規感染者数も毎日17000人以上だ。

日本とは桁が違いすぎる。

どうしてだろう?どうして?

ドイツの医療システムはしっかりしていると実感している。人口あたりの病院のベッドの数も集中治療室のベッドの数も日本より多いほどだと読んだ。

真面目な国民性で、大半の人はルール、コロナ規制を守って、気をつけて生活している。

それなのに、この数。そもそもの遺伝子の問題?

クリスマス直前から元旦の日まで、ドイツではコロナ規制が緩和される。老人ホームで暮らす人が家族にも会えずに寂しい思いをしたりすることがないように、一人暮らしの人が家族友人に会えるように、という配慮だろうが、今は、2世帯最大5人までしか集まれないのに、その期間は、世帯数に関係なく10人まで集まることができるようになる。

1月2月の数は絶対にもっと上昇するだろう。ウイルスはクリスマス状況知らないもんね。

今の所、夫の家族とは、今年のクリスマスは一緒に食事はしない、どこかに一緒に散歩に出かけて外で会いましょう、ということに決めた。

ほんと、前代未聞のクリスマスになる。あっという間に12月。この2020年のことを忘れることは絶対にないだろう。

夫はこんな世界情勢のことも知らないんだなぁ。いっぱいいろんなことがあったな、夫が亡くなってから。夫の知らない家に住み、夫の知らない友達と会い、夫の知らない服を着て、夫の知らない末っ子を育て。月日の流れを感じる。12月はきついな。今月は命日もある。

皮膚科で光線療法が始まった&ロマンス終了

もう半年以上苦しんでいる湿疹。寝不足にもなるし、手足背中ひどい状態で、薄着もできない。1ヶ月ぶりの検診で訴える。ステロイドを飲んでも塗っても改善しなかったので、先生も少しがっかり。光線療法を始めることになった。

週に3回、わずか1分半の照射だが、これに期待しよう。これで無理だったら、本格的な検査になるらしい。

こんな汚い手足で踊るのも嫌だし、ダンススクール、せっかく再開したけど、なかなか気が進まず、久しぶりに会ったダンスパートナーのおじさんとも、ちょっと変な雰囲気。ロマンスは、お互いに何もないまま終了した。のだろうと思う。

私の今の一番の希望は、早く湿疹が治って、不眠症状がなくなること。

でも、夫に一瞬でも会えるなら、この湿疹と一生付き合っていってもいい。当たり前だけど。

ハイキングに行く

長女はもう3、4日外に出てない。不健康すぎる。外に出て新鮮な空気にあたりなさい、と叱ると30分ほど庭に出るくらい。

なんだか、もう手持ち無沙汰だし、子供達も私も運動不足だと思い、今日は絶対にハイキングに行こうと子供達をほぼ強制的に説得して、高速に15分ほど乗って(ドイツの高速は無料)綺麗な森のハイキングコースに出かけた。

運転もハイキングも許されているけど、ピクニックが禁止(コロナ対策)なので、おにぎりとパンをリュックに詰めて、歩きながら食べられるように準備した。

着いたらびっくり。これまで見たこともないほどの、車の数が縦列駐車されていた。お天気で、みんな考えることは同じ。森の中も人がいっぱいだったらどうしよう、と躊躇しそうなほどの車の数。

それでも、せっかく来たのだしと、森の方へ向かうと、流石に、ちゃんと人はばらけていて、十分のんびりハイキングできるなとわかった。ハイキングコースは7つほどあるし、広いのだ。5キロのコースを選び、所々出てくるサインを見て歩き進める。

反抗期であまり話したがらない長女も気持ちがいいと喜んでいる。おしゃべりの長男は最近一人で見た映画の話をずっとみんなに説明している。次女と末っ子は花や草を集め、それぞれ楽しそう。

そう、こういう時間が持ちたかったのだ。最近は、同じ家にいても、みんなバラバラな感じで、食事の時だけ集まる感じだった。DVD鑑賞も長女や長男は嫌がって、自分たちの部屋にこもって好きなことをして、5人揃うことが少なかった。

久しぶりに5人で外出。スーパーの買い物は私しか行ってないし、ジョギングに行くのも次女と長男くらい。散歩もだれかが抜けることが多かったこの頃。

嬉しいな。みんな大きくなったな。

それにしても、本当に学校はいつから始まるのだろう。こんなに勉強が遅れて大丈夫なのだろうか。参考書やドリルを個人的に買ったほうがいいのかな、と悩み始めてきた。

鳥のさえずりを聴きながらいろいろなことを思う私。ゆかりのおにぎりを美味しそうに食べる子供達を見て嬉しいなと思ったり、家族連れとすれ違った時に、小さい子供が「パパー」と呼ぶのを聞いて心が痛くなったり、自然の中にいても、私の感情は色々動く。

夫は林が大好きだった。イギリスでも、こうやってみんなで時々散歩をしていたな。

5キロのコースをあっさり終え、さらに自分たちで1時間ほど歩いた。明日は筋肉痛かもしれない。みんな久々に程よい疲れ。

駐車場の近くに戻ると、ピクニックはダメなものの、ベンチで同行者と距離を取りながらコーヒーを飲んでいる人たち、距離をとって芝生に座ってサンドイッチを頬張る人たちが目に入った。ピクニックマットなど誰も持ってきてない。3人以上のグループは明らかなファミリー以外いない。みんな1.5メートルから2メートルほどの距離をあけている。ドイツ人はしっかりルールを守る。

今日はいい日だったな。また行こう。

引きこもり生活5日目(水曜)

昨日、まだ店もカフェも空いていて、街は賑わっていると書いたが、日に日に状況が変わっていっていて、あっという間に、全てのお店、レストラン、カフェが閉まることになった。公園、動物園も閉鎖だ。

ガソリンスタンド、スーパー、薬局、銀行のみが営業できる。

本当に、どうなってしまうのだろう。見えないウイルスに怯える日々。

とはいえ、今朝は学校からの宿題を終えたあと、パスタサラダ、アボカドディップ、バゲットなどを自転車に詰めて、近くの芝生までピクニックに出かけた。もしかしたら、こんなこと、もうしたらいけないのかな?と思ったけど、そこまでは制限されていない。思ったより肌寒かったけど、やっぱり、こういうことでもしないと、気が滅入る。

家に戻ってからも、庭仕事をして、友達とひたすらワッツアップ(こっちのラインのようなもの)でやりとりした。みんなコンタクトに餓えている。近々オンラインで飲み会をしようと盛り上がった。本当、会えないって辛い。わたしは、家で大人が一人なので、本当に気が滅入る。

あ。今朝、少しだけスーパーに行ったら「できればカードで支払ってほしい」と言われた。コロナ以来、こちらでは手袋をするレジの人が増えたが、それでも、接触を避けるために、現金のやりとりではなく、カード支払いを推奨する政府の意向らしい。本当に徹底している。

書き忘れていたが、もちろん、ダンススクールも休校。パーティーは延期だと言われたけど、中止になってもおかしくない。先が見えない。おじさんとは時々ワッツアップでメッセージをやりとりしている。告白の返事はしていない。多分、断るだろう。こういう騒動の最中に心が動かない、ということは、わたしはやっぱり好きでは好きではないのだろうから。

長男がわたしに聞いてきた。「ママの小さい時とかにも、こういうことあった?」

「いや、こんな経験本当に初めてのことだよ」

同じ質問を電話で義母にもしていたが、義母も「長く生きてきたけど、こんな経験をしたのは初めてだ」と答えたらしい。

歴史に残るような一大事の真っ只中にいる。亡くなった夫はこのコロナ騒動のことも知らない。夫が知らないことが増えていく。私一人で経験することが増えていく。

夫の名前が出ても大丈夫。みんな普通に話してよ

友達とお喋りしてて、家族や旦那の話になって、ふいに友達が私の夫のことを話して、あ!まずかったかな、私が困ってるかな、という顔をする時が時々ある。

私は夫の名前をみんなが出してくれて、普通に夫の出来事を話してくれたら嬉しいです!夫は若く亡くなったけど、確かに生きていたのだし、周囲に影響を与えたのだし、今も変わらず私の中にいるんです。

だから。普通に話してほしい。

ソーシャルネットワーク上の死別者グループに入っている。アメリカ人がほとんどだが、毎日数人が、自分と幸せだった頃の配偶者とのラブラブ写真を投稿し、「こんなに愛してあっていたの。こんなことになって、苦しくて寂しくてたまらない」と訴える。私たち死別経験者はとてもつらい暗い道を歩いている。だけど、その前には幸せな幸せな時間があったのだ。

だから夫のことをみんなにも覚えていて欲しいし、夫の思い出話もしてほしい。

夫の名前が会話に出ると嬉しいのだ。

夫の誕生日の祝い方

ドイツ人の誕生日に対する向き合い方はすごい。日本人の想像を超えている。子供の誕生パーティーはイギリス同様大掛かりで、それは理解できるのだけど、大人も普通に誕生会をやるのだ。30とか40とかの節目はそれはそれは豪華に祝うし、それもまだ理解できるのだけど、37とか41とか53とかの普通の誕生日も家族だけじゃなく、親戚友達、近所の人まで招待してお祝いする。今や、この私も月に3、4回は大人の誕生日会に呼ばれるほどだ。子供の友達のママたちは、子供たちが学校に行っている間、午前中に朝食会を開いてお誕生会にすることが多い。年配の親戚や近所の人は午後コーヒーとケーキで、または、みんなでレストランに夕食に行ったり、自宅にケータリングを手配したりして、お祝いする。

そして、これはドイツ人の鉄則。お誕生日おめでとう!の一言もプレゼントも、そしてもちろんお誕生日会も、誕生日の日以前は絶対に絶対にしない。これは大きなタブーだ。万が一誕生日を迎えられなくなったらいけないから、だそうだ。なんとも生真面目で論理的なドイツ人らしい。

夫の誕生日がまた近づいてきた。

この日は夫の親戚一同で集まるのが定例になった。平日だけど、子供達も習い事を休んで、次の日の朝も学校で早いけど、みんなで夕食に出かける。その前に、子供たちとお墓にお花とキャンドルを持って行く。

ちょっと前のことだけど、末っ子の二人のお友達を車に乗せていたとき、子供達がこんな会話をした。

友達1「今日はパパの誕生日なの。パパが帰ってくるのが楽しみ」

友達2「〇〇(娘の名前)のパパは何歳なの?」

娘「◎歳だよ」

友達1&2「〇〇はパパに会ったことないんだよね?でも、歳ちゃんと分かってるんだね」

娘「わかってるよ。毎年みんなでご飯食べに行くし、ちゃんとお祝いするし」

友達1「お墓のところでハッピーバースデーの歌を歌えるね」

娘「うん。でもあんまり大きい声で歌ったらパパもびっくりしてオナラしてお墓が臭くなるかもね」

友達1&2&娘 大爆笑

まだまだオナラが下ネタで面白くて仕方ない末っ子。子供って面白いな、正直だな。おかしくて、私も笑ったけど、また胸がツンとした。