ドイツ半ロックダウンへ&お墓参りの日

日本でも報道されたようだけど、ドイツは月曜から11月末まで半ロックダウンになります。学校や幼稚園は継続、店舗も人数制限して継続、美容室もオッケーだけど、カフェやパブ、動物園、フィットネスクラブ、音楽やスポーツ教室、劇場などが閉鎖されることに。レストランも閉鎖。テイクアウトのみ営業可能です。接触も制限され、2家族最大10人までしか集まることができなくなります。

この数ヶ月、少し日常が戻ってきていただけに、本当に残念。11月は日も短くなるし、ただでさえ、鬱気味になる人が多いのに、またこの状態になってしまって、色々と心配です。

今日は11月1日。ハロウィンの翌日は、聖人が復活する、死者の日とも言われるカトリックの日で、私の住むドイツの州では祝日です。この日は皆お墓まいりをする日にもなっていて、私も、昨日と今日、連続で夫のお墓に行きました。昨日は一人で行って、キャンドルを灯し、新しいお花をいけ、今日は子供達と義父母とさらにお花を持って行きました。少し暗くなり始めた夕方に行くのが、義父母の希望なので、毎年そうしています。そのあと、いつも義母の作ったケーキでお茶をするのが慣例になってきましたが、コロナが心配でうちに来れない、というので、今年はキャンセル。私が簡単なケーキを焼いて、子供達と私だけでゆっくり過ごしました。

とは言いつつ、半ロックダウン宣言が出た翌日は、「ロックダウン前に食事に行こう、夕食に出かけよう」と義父母は私たちを急に誘い、みんなでご飯に行ったんですがね。日に日にコロナに対する気持ちが変わるのも、だけど、分かるような気もします。ドイツには、このところ、また、ざわざわモヤモヤの落ち着かない雰囲気が流れています。

そうそう、日本のドラマを見始めました。「恋する母たち」です。木村佳乃が好きなのもあって、ロックダウンもあるし、時間もできるかなと思って、見始めることに。まだ2話だけですが、設定年齢的には当てはまるし、日本にいて、夫が生きていたら、こういうこともあるのかなーなんて、勝手に想像しながら見ています。恋したいなー私も。

引きこもり生活29日目(土曜)

久しぶりに早起きして、朝一番でスーパーに。マスクの人がいつもより少ないような気がする。そして、スーパーがもう混んでいる。イースターの週末でみんなリラックスしてきたのだろう。そして、昨日ラジオで聞いたのだが、ドイツはこの接触制限など、国民の3分の2も政府のコロナ対策に満足していると答えたらしく、対策もうまくいっているので、制限を少し緩めてもいいのではないか、という意見も出始めているらしいのだ。感染者数のカーブが緩やかになってきたということだろうが、こういう時が一番不安になってしまう。

兎にも角にも、一つ目のスーパーで買い物を終え、二つ目のスーパーへ。コロナ危機になってから、あまりスーパーのハシゴはしていないけど、今日はイースターのためにいっぱい買いたいので仕方ない。そのあとは、飲料専門店で地ビールをひとケース。こちらのビールは瓶が基本だ。飲み終えた瓶とケースを返すとお金が戻ってくるシステム。さて。全ての食料品飲料品の買い物を終え、園芸店へ。種と苗とさらに、やっぱり土も少し買い足したい。

家の近所のお花屋さんがメインの園芸店に行ったら、なんとかなりの行列ができている。今はどの店も、店内のお客さんの人数を制限しているので、大変だ。食料品を車においたままなのに、結構並んでようやく店内へ。やっぱりお花がメインで種はあるけど、野菜の苗はなかった。そして、土の値段も高めだ。あー失敗した。それでもタネは種類がいっぱいあったので、レタス、ラディッシュ、人参、グリーンピースの種を買った。

家に帰ったら、長女以外みんな起きていたけど、なんだか皆だらけている。すぐに、家庭菜園をやりたかったのに、なぜか皆愚図り、「夕方にしかしたくない。17時で」という長男の一言に、結局全員合意。

日本の友達からライン電話が入り、小一時間話し込む。話題は8割コロナのこと。不安はどこも一緒だ。

お昼ご飯はポテトの茹でたものに、チキンのチーズ焼き。デザートはイチゴと生クリーム。午後は、子供達とゲームしたり散歩したり、本当にこのほぼ1ヶ月変わらない同じことの繰り返し。

17時きっちりに全員で庭に。土を足して、種を植えていく。そして、スーパーで買ったハーブも植え込む。チームワークと達成感!記念写真を撮って、またみんなでゲーム。末っ子の負けん気が強くて笑える。

日差しが強くご飯を作る気がしなくて、そうめんと、野菜炒めと、冷凍の魚フライで夕食。暑かったからそうめんが美味しかったな。

明日はイースター。教会に行かない、誰にも会わないイースター。

引きこもり生活7日目(金曜)

もう1週間も人に会ってない。ちょっとイライラしてきた。友達に会いたい。今日はドイツ人ママ友の50歳のお誕生日だった。ドイツに来て以来、ずっと仲良くしてくれて、毎年パーティーに招待してくれるのに、今年はもちろんお預け。

朝、義母から電話があり、ご近所でだれか亡くなったという。コロナとは無関係だが、この時期ということもあり、お葬式もほとんど誰も参列しないだろう、とのこと。義母によると、結婚式も今はゲストは6人まで、と制限されているという。そんなんだったら、一旦キャンセルして延期する人ばかりじゃないだろうか。本当にとんでもない事態になっている。

食べ盛りの子供がいっぱいいるので、また買い出しに行って来た。スーパーではおしゃべりする人も1.5メートル程度の距離をあけ、レジの前では等間隔に床に貼られたテープで距離をあけて並ぶように誘導されていた。物は全て普通に揃っていて、それだけでも心が少しだけ落ち着く。いつでも買いにこればいいんだ、と思う。でも、何度も外出するのは避けたほうがいいだろうし、やっぱり向こう3日分くらい買いだした。大好きなビールも一箱仕入れた。

肌寒くて、庭に出ようという気持ちになれず、午前中から本棚を整理した。ドイツに引っ越して以来、なんとなくいろんなごちゃごちゃを入れっぱなしになっていた本棚。クラフト道具や学校の教材など、いっぱい入っていた。ほとんどが紙のゴミだったけど、1時間ちょっとで片付けが終わって、本当にスッキリした。

野菜スープとパンでお昼ご飯、夜はジャーマンポテトとスクランブルエッグとサラダにした。あんまり料理したくない気分だった。

娘たちが3人、末っ子まで一緒になって、このところ毎日のようにクッキーを焼いたり、スムージーを作ったり、何やらキッチンで色々やっている。いいのだけど、使い方が激しく、今日はバナナをスライスしたものに、チョコソースをかけたい、と言っていたなと思ったら、大きな板チョコ1枚分もとかしていて、それを3本分のバナナに全部かけてしまって、呆れて、つい叱ってしまった。私は、ケチケチしたくはないと思いつつも、気をつけて買い物しているのに、後先考えず材料を使い切ってしまう子供達。見ていなかった私が悪いのだろうけど。

時間はいっぱいあるのに、大人に会えない、というだけでイライラする。

子供達が眠った後「天使のくれた時間」を一人で見た。DVDを持っていたのに、ずっと見たことがなかったのだ。ラブストーリーで夫が恋しくなった。そして、人肌さみしくなった。

その後、ようやくニュースを見たら、バイエルン州が、とうとう「外出禁止令」を出したという。外に出れるのは、仕事、必要な買い物、医者や薬局に行くこと、助けが必要な人を手助けするための外出、そして恋人の訪問に限られるという。ジョギングや犬の散歩などの外でのアクティビティは、一人、もしくは同居の家族と一緒のみに限られるという厳しいルール。

一つの州がやったなら、他でも起きるだろう。また状況が厳しくなる。子供達ももう友達にもずっと会ってない。兄弟がいるだけいいのだろうが、子供達も寂しいだろうなと思う。

いつまで続くんだろう。この制限が終わっても、一気に全部が解除されるとは思えない。まずは学校からだろうか?とも思うけど、「もう夏休みまで学校はないかもしれないね」という保護者もいる。

本当に大変なことになっている。

引きこもり生活4日目(火曜)

社交を控え、なるべく外出しないで過ごしましょう、と言われて4日目。今日は、まず先日の義母の誕生日に買ったプレゼントを返品しに行った。義母の好きそうな洋服を買っていたのだが、コロナのせいで、高齢者は子供に会うべきではないというわけで、私たちは遠慮して行けなかった週末のささやかな誕生会。そして、どうやら子供を通して私も危ない、と思っているようで、パニックになっている義父母は私とも当分会えないという。電話は毎日かかってくるけど、2週間後に会いましょう、というばかりだ。

万が一プレゼントの服が合わなかったら、返品可能な時期が過ぎてしまうと思い、今のうちに商品券と交換しようと、店に。あっさり替えてもらって、その近くの小さなスーパーに寄った。いつも以上の賑わいで、特にトイレットペーパーはお一人様二つまで、と書き置きされていた。こんなの初めてだ。

その後、給油して家に戻って、子供達と庭で遊んだ。少し風は強かったけど、フレンチトーストとサラダのランチを庭で食べた。そのあとはゆっくりしようかなと思ったけど、体もなまっているし、サイクリングに行くことに。

末っ子はのろのろスピードだけど、街の中心部まできた。街の賑わいは通常ほどではなかったけど、私が想像していた以上の人が普通に街をうろうろしていた(笑)

ただ、店内のお客さんの人数を制限しているようで、(5人以上同じ空間にいるべきではない、と聞いた)いたるところで行列ができていた。

それでも、カフェにはまだまだ普通にお客さんがいたし、芝生に座り込んで喋り込む若者もいっぱいで、まだまだそれほど危機感が街に溢れているとは思えなかった。

とはいえ、帰りに近所の人に会って、しゃべっていたら、彼女は税理士事務所で働いているのだけど、この騒動で、自動車学校も休み、エステやマッサージの人も休みで、彼女の顧客は収入が一気に減って大変な思いをしているという。

夜ご飯は、豚の角煮と野菜炒めにした。ドイツは豚肉が一番美味しい。そして一番安い。だから、我が家の食卓には頻繁に登場する。逆になかなか美味しくないのが牛肉だ。牛はミンチで買うか、たまに奮発してステーキ肉でローストビーフを作るくらいだ。

子供達はネットで送られてくる課題をこなしている。皆文句言わずにやってるが、「新しいことを習っているという感覚がない」と次女が言った。そりゃそうだろう。きっと復習の繰り返しなのだろうし。

「やっぱり学校が恋しいな」と全員一致の夜。アマゾンプライムで「インスタントファミリー 本当の家族見つけました」を見た。