泥棒にやられた 後編

なんだか色々あってすぐに更新できなかったけど、続きです。

その夜は結局、夜中の1時近くまで来てくれた友達と話しこみ、ショックを分かち合った。続きや色々な片付け、保険会社への連絡などは翌日にすることにしてその日はなんとかおしまい。

下の子供二人は疲れてソファで寝てしまった。2階の寝室は足の踏み場もないほど荒らされていて寝れるような状態ではないので、私と長女はリビングにエアマットを使って、なんとか2時過ぎに就寝。

翌日は、警察チームが10人近く朝8時過ぎから来てくれて、指紋を探したり、色々なことが行われた。他の友達も来てくれて、6、7人で家の片付け、掃除を丸1日かかってやった。保険会社に電話して、家の鍵も変わることになった。

子供たちは友達の所に行って、私たちはひたすら家で作業。当初は翌日のドイツ行きをキャンセルしようかと思ったけど、別にそれもバカらしい気がして、行くことに決定。

そして奇跡が起こった!神様本当にありがとう!なんと私の一番欲しかったもの、婚約指輪が見つかったのだ。アイロン台の下にあったのを見つけたのは私。まるで天使が上から落としたみたいに、急に出てきたみたいに見つかった婚約指輪。嬉し泣きした。でも、探しても探しても、祈っても、夫の結婚指輪は見つからない。

警察によると、同じ手口でやっている、17歳から24歳くらいの男のグループだろうとのこと。証拠がなく、現行犯でないことから、なかなか逮捕にいかないそうだけど、捕まって欲しい。

とりあえず、盗られたものは、
夫の結婚指輪
私の真珠のピアス
私のブレスレット
現金は、長女の貯金箱から150ポンドくらい、夫のお財布から70ポンド、引き出しから日本円5万円、30ポンド、そして、今回はたまたま沢山あったユーロが800ユーロ!

現金は証明するのが難しいらしく、保険会社によって違うらしいけど、結局250ポンドしか戻ってこなかった。

夫の結婚指輪には、私の名前と結婚の日にちが刻まれている。警察は、地元の新聞にも記事を出すことを提案。名前や写真は無しでお願いしたけど、未亡人が夫の指輪を盗まれたので、どこかの店で目にしたら警察に知らせるように、という記事だ。他にも色々なツテを利用して探す事を約束してくれたが、結局出てこなかった。

そして、全てのドアの鍵が替わったのはその日の19時半過ぎだった。なんとか翌日はドイツへのホリデーに行けそうだ。

今回の旅行中は警察がパトロールを強化すると約束してくれたし、盗られてほしくないプライベートなもの、車の鍵も親友のおうちに預け、隣の家族には家の鍵を渡して、毎日カーテンの開閉や電気をつけたり消したりすることをお願いした。

それにしても、本当に参った。凹んだ。まだ夫が亡くなって2ヶ月ちょっと。家中に、お悔やみのカードが飾られていて、この家で誰かがなくなったばかりのことは、わかるはず。それなのに、こんなひどいことをする人がいる。悲しすぎる。私は一番大事な夫の形見になるはずだった結婚指輪を失ってしまったのだ。