紹介の件

友達の日本人ピアニストとバイオリニストが、バツイチのドイツ人バイオリニストを紹介してくれる、という話がとうとう実現して、今日の午後、みんなでお茶をしてきた。

みんなはお互いをもう長いこと知っていて、私もその彼の顔を見たことはあるし、彼もどこかの機会で私のことを見かけたことはあったらしい。

紹介、と聞いてドキドキしていたのだが、とてもカジュアルな雰囲気でみんなで普通の会話をしてきた。彼の第一印象は、フレンドリーなおっちゃんだな、という感じ 笑 素直そうな人だな、とコロコロ変わる表情を見ながら思った。

彼はサルサにハマりまくっていて、週に何度もサルサのイベントに行きまくっているらしい。今は、コロナのために、屋外の小規模なイベントしかないらしいけれど。私は社交ダンスが好きなのだけど、彼は昔初歩コースを取ったのみだという。というのも、音楽家、ということで、夜遅くまでコンサートがあったりして、自由になる時間が22時以降とかで、その時間からできる趣味は限られてしまい、夜遅くまでやっていて、週に何度もイベントのあるサルサに落ち着いた、というのだ。

ドイツのこんな小さな地方都市でサルサイベントがそんなにあることに驚いた。私はサルサは、社交ダンスのコースでパートナーのおじちゃんと数回やった程度。くるくる回るのが目が回るなーという印象くらい。

2時間ほど、みんなで喋って、最後にワッツアップ(こっちでいうラインのようなもの)を交換してバイバイ。

どうなるのかなー 笑。少なくとも、私は彼に対して、好印象を持った。

メッセージとか送ってないけどね。彼からも来てないけどね 笑。

それにしても、この数日、私の街でもコロナが増えて来ている。こんなに増えたのは3月以来だという。ちょっと気が緩んでいたのかも、みんな。もうすぐ2週間の秋休みだけど、どこにも行かないでゆっくりしようと思う。

その彼とお茶くらいまた出来たらいいな。

引きこもり生活5日目(水曜)

昨日、まだ店もカフェも空いていて、街は賑わっていると書いたが、日に日に状況が変わっていっていて、あっという間に、全てのお店、レストラン、カフェが閉まることになった。公園、動物園も閉鎖だ。

ガソリンスタンド、スーパー、薬局、銀行のみが営業できる。

本当に、どうなってしまうのだろう。見えないウイルスに怯える日々。

とはいえ、今朝は学校からの宿題を終えたあと、パスタサラダ、アボカドディップ、バゲットなどを自転車に詰めて、近くの芝生までピクニックに出かけた。もしかしたら、こんなこと、もうしたらいけないのかな?と思ったけど、そこまでは制限されていない。思ったより肌寒かったけど、やっぱり、こういうことでもしないと、気が滅入る。

家に戻ってからも、庭仕事をして、友達とひたすらワッツアップ(こっちのラインのようなもの)でやりとりした。みんなコンタクトに餓えている。近々オンラインで飲み会をしようと盛り上がった。本当、会えないって辛い。わたしは、家で大人が一人なので、本当に気が滅入る。

あ。今朝、少しだけスーパーに行ったら「できればカードで支払ってほしい」と言われた。コロナ以来、こちらでは手袋をするレジの人が増えたが、それでも、接触を避けるために、現金のやりとりではなく、カード支払いを推奨する政府の意向らしい。本当に徹底している。

書き忘れていたが、もちろん、ダンススクールも休校。パーティーは延期だと言われたけど、中止になってもおかしくない。先が見えない。おじさんとは時々ワッツアップでメッセージをやりとりしている。告白の返事はしていない。多分、断るだろう。こういう騒動の最中に心が動かない、ということは、わたしはやっぱり好きでは好きではないのだろうから。

長男がわたしに聞いてきた。「ママの小さい時とかにも、こういうことあった?」

「いや、こんな経験本当に初めてのことだよ」

同じ質問を電話で義母にもしていたが、義母も「長く生きてきたけど、こんな経験をしたのは初めてだ」と答えたらしい。

歴史に残るような一大事の真っ只中にいる。亡くなった夫はこのコロナ騒動のことも知らない。夫が知らないことが増えていく。私一人で経験することが増えていく。

ダンスコース初日

結果から言えば、ものすごく楽しくて、歌いながら自転車漕いで帰ってきた。あぁ楽しかった。

レッスン10分前に到着して座って周りを観察。20代から50代くらいまでの人が20人以上続々と集まって、みーんなカップル。どうしよう、私は一人で踊るか、先生と踊るんだなと覚悟して、ダンスホールへ入った。と、「君が一人で申し込んだ人?」と話しかけられた。そのおじさん(推定50代後半の紳士)も一人で申し込んだという。

初回のレッスンはフォックストロットとチャチャチャ。おどってみたら、びっくり。明らかにおじさん上手。私たちが際立って上手すぎて、初心者クラスで優越感を感じる。

聞けば、おじさんはもう34年間前から踊っていたという。ここ10年くらい踊ってなくて、久しぶりにやりたいけど、相手がいないなとダンススクールに相談したところ、私が一人で申し込んでることを教えられ、「本当は初心者コースはやりたくないなと思ったけど、とりあえず来てみた」らしい。

今後、二人で少し上のコースに移る可能性もあるけど、私はとりあえずこの初心者コースをやりたいので、とりあえずワッツアップ(ラインみたいなもの)を交換。

聞けば、離婚する前に、奥さんとずっと踊ってたらしい。

兎にも角にも。
女性のダンス人口の方が多いはずだから、おじさんは他にもパートナーを見つけられるだろうけど、私が男性のダンスの相手を見つけるのはなかなか難しいだろうから(いざとなったら新聞やネットで募集するつもりだけど)、おじさんと続けられればいいのだけど。

ラテンよりもモダンが得意なおじさん。私もモダンが好き。いやぁ、気持ちよかった。基本の基本のステップで、おじさんも私も少し物足りなかったけど、リードされて踊るのって本当に気持ちいい。おじさんも、私が初心者ではなかったから、嬉しそうだったし。
純粋に上手になりたくて申し込んだので、思いがけず、上級者リーダー(男性ダンサー)と組めて、とてもラッキーな気分。