義母のアップルケーキ

コロナで、高齢者が小さな子供や若者と接することが避けられるようになってからというもの、義母は週に最低2回は我が家のためにケーキを焼いて持って来てくれるようになった。

玄関の外に立って2メートルの距離を保ち、ケーキを私たちに渡して、子供達と2、3分話す。今日は小雪も舞い散る寒さで、それでも、こうやって子供達に少しでも会いたくて、やって来てくれる二人に感謝だ。

今日のケーキはアップルケーキだった。私はそのままで、子供達は少し温めてバニラアイスと一緒に食べた。外は本当に寒くて、今日も子供達は、三女が少し外で自転車に乗った以外は、みんな家に閉じこもっていた。

運動不足、刺激不足、行事も友達付き合いも減って、本当に子供達もかわいそうなものである。

ドイツのコロナ規制だが、11日の月曜からは接触制限も厳しくなる。屋内屋外にかかわらず、同居家族プラス一人までしか会ってはいけない。また、コロナ感染者の多い地域(1週間の新規感染者が人口十万人あたり200人を超える地域)に住んでいる人は、通勤などの事情を除き、15キロメートル以上移動することが禁じられる。

とにかく具体的に決まって指示がわかりやすいのは助かる。まぁ、そうでないと、きっと統一が取れないのだろうけど。しっかり決まればルールを守る、というドイツ人の国民性にもあっているのだろうな、とは思う。

ドイツ再びロックダウンへ

ドイツはお店や学校は開いていた半ロックダウンが11月から続いていたが、それでも増え続けるコロナ新規感染者数が全く落ち着く気配がなく、とうとう明日の水曜からロックダウンになることが決定した。

お店は閉まり、学校もオンラインへ。春の引きこもり時期と同じようになる。

外出禁止令は一部の街に出ていて、夜間の外出が禁止されているらしい。

接触制限も二世帯5人まで。クリスマス24日から26日の三日間のみ、家族プラス4人のお客さんまでオッケーになる。(14歳以下は数に入らない)

私の友達や周りの友人は、全員、両親、祖父母と会うことをやめた。会うとしても、うちのように散歩で外で会うだけだという。

納得すれば、ちゃんとルールに従って行動できるのがドイツ人の良いところでもあるが、クリスマスの間、接触が増え、お酒も入り、家でリラックスしていたら、1月に入って感染者が増大するのは明らかだ。

今まで以上に気をつけて過ごしている。

クリスマスプレゼントはオンラインもいつも以上に利用して、全部揃った。クリスマスツリーも週末に木を買いに行って、飾り付けも終えた。今年は自分たちで木を切れるところに行く予定だったけど、息子との時間がうまく合わずに、結局、その日に切られたばかりの新鮮なモミの木を手に入れてきた。約180センチ。一気にクリスマスモードだ。子供達と家でのんびり過ごそう。健康に感謝して、コロナ収束を強く祈って。

ハイキングに行く

長女はもう3、4日外に出てない。不健康すぎる。外に出て新鮮な空気にあたりなさい、と叱ると30分ほど庭に出るくらい。

なんだか、もう手持ち無沙汰だし、子供達も私も運動不足だと思い、今日は絶対にハイキングに行こうと子供達をほぼ強制的に説得して、高速に15分ほど乗って(ドイツの高速は無料)綺麗な森のハイキングコースに出かけた。

運転もハイキングも許されているけど、ピクニックが禁止(コロナ対策)なので、おにぎりとパンをリュックに詰めて、歩きながら食べられるように準備した。

着いたらびっくり。これまで見たこともないほどの、車の数が縦列駐車されていた。お天気で、みんな考えることは同じ。森の中も人がいっぱいだったらどうしよう、と躊躇しそうなほどの車の数。

それでも、せっかく来たのだしと、森の方へ向かうと、流石に、ちゃんと人はばらけていて、十分のんびりハイキングできるなとわかった。ハイキングコースは7つほどあるし、広いのだ。5キロのコースを選び、所々出てくるサインを見て歩き進める。

反抗期であまり話したがらない長女も気持ちがいいと喜んでいる。おしゃべりの長男は最近一人で見た映画の話をずっとみんなに説明している。次女と末っ子は花や草を集め、それぞれ楽しそう。

そう、こういう時間が持ちたかったのだ。最近は、同じ家にいても、みんなバラバラな感じで、食事の時だけ集まる感じだった。DVD鑑賞も長女や長男は嫌がって、自分たちの部屋にこもって好きなことをして、5人揃うことが少なかった。

久しぶりに5人で外出。スーパーの買い物は私しか行ってないし、ジョギングに行くのも次女と長男くらい。散歩もだれかが抜けることが多かったこの頃。

嬉しいな。みんな大きくなったな。

それにしても、本当に学校はいつから始まるのだろう。こんなに勉強が遅れて大丈夫なのだろうか。参考書やドリルを個人的に買ったほうがいいのかな、と悩み始めてきた。

鳥のさえずりを聴きながらいろいろなことを思う私。ゆかりのおにぎりを美味しそうに食べる子供達を見て嬉しいなと思ったり、家族連れとすれ違った時に、小さい子供が「パパー」と呼ぶのを聞いて心が痛くなったり、自然の中にいても、私の感情は色々動く。

夫は林が大好きだった。イギリスでも、こうやってみんなで時々散歩をしていたな。

5キロのコースをあっさり終え、さらに自分たちで1時間ほど歩いた。明日は筋肉痛かもしれない。みんな久々に程よい疲れ。

駐車場の近くに戻ると、ピクニックはダメなものの、ベンチで同行者と距離を取りながらコーヒーを飲んでいる人たち、距離をとって芝生に座ってサンドイッチを頬張る人たちが目に入った。ピクニックマットなど誰も持ってきてない。3人以上のグループは明らかなファミリー以外いない。みんな1.5メートルから2メートルほどの距離をあけている。ドイツ人はしっかりルールを守る。

今日はいい日だったな。また行こう。