自粛規制大幅緩和後初の週末

コロナ規制の自粛が大幅に緩和されたのが月曜日。カフェもレストランも営業開始。子供達のバレエも始まったし、来週からは野球も練習開始だ。(そうです、うちの子供達はドイツで超マイナーな野球をやってます)

今日はコロナ騒動以来全く会っていなかった日本人友達と、久しぶりに再会して街を散歩した。

いやぁびっくりした。すごい人だった!店内は人数制限しているし、皆マスク着用が義務だけど、人数制限の分だけ、店の前に結構な行列がたくさんできていた。

末っ子の誕生日が来週あるので、ちょっとプレゼントを見たかったけど、あまりの行列に諦めた。来週の平日の朝に行った方が良さそうだ。

こうやって見てると、コロナは落ち着いてきたのかな、とも思う。でも、私の街にも今も集中治療室で戦っている人はいるし、感染者はもちろんゼロではない。

今年は2年ぶりの夏の日本への帰省のつもりで、航空券を買っている。だけど、この危機のために、特別処置で航空券をキャンセルすることもできるらしい。子連れで飛行機を乗り継いで、高齢者の実家に帰ることも憚られ、キャンセルのつもりでいるが、本音は諦めがたい。でも、現実は厳しい。東京からさらに地方への国内線の飛行機移動が必要なのだが、今の所、ドイツから帰国すると、成田で、全員コロナの検査があるらしい。その結果を待つのに数日、成田待機。用意されたホテル、もしくは空港内で待つというこだ。そのあと、陽性なら治療開始。成田待機。そして、どうやら陰性でも14日は隔離なので、公共の交通機関を使えないので、自分でアレンジした成田空港そばで待機になるというのだが、これは本当の情報だろうか?それとも、海外から成田について、さらに国内線で飛行機移動が必要な陰性反応者だけを集めて、実家の最寄りの空港まではすぐに飛べるのだろうか?

この辺り、ネットで情報検索したり、ブログを探しているけど、とにかく状況は変わるし、なんとも言えない。情報お持ちの方は、ぜひ教えて欲しい。

2年ぶりの帰省はすごく楽しみだったけど、お祭りもないし、子供達も日本の体験入学にも行けないし(14日の隔離があるため。さらに今の状況では日本の学校にお願いしにくい)、日本の状況はこちらよりも良いとは言え、友達とプチ同窓会で騒いだりする雰囲気でもないだろう。

何よりも、私たちがくることで持ち込まれるリスクがぐっと上がって、高齢の親にとっては危険すぎるだろう。

一体いつ帰れるのだろう?秋?冬?

ピクニックも解禁されたようで、芝生でピクニックを楽しむ若者たちを見ながら、活気ある街の様子に、あぁきっとコロナはあっという間に収まって、普通に日本に帰れるんじゃないかな、と思ってしまうけど、現実はそれほど甘くないだろうな。

ドイツから子連れでこの夏に帰省したりしたら、やっぱり近所でも親は陰口を叩かれるかもしれないしな。

95パーセントは諦めてる。もっとかな。でも、やっぱり辛いな。日本に帰りたい。

ハイキングに行く

長女はもう3、4日外に出てない。不健康すぎる。外に出て新鮮な空気にあたりなさい、と叱ると30分ほど庭に出るくらい。

なんだか、もう手持ち無沙汰だし、子供達も私も運動不足だと思い、今日は絶対にハイキングに行こうと子供達をほぼ強制的に説得して、高速に15分ほど乗って(ドイツの高速は無料)綺麗な森のハイキングコースに出かけた。

運転もハイキングも許されているけど、ピクニックが禁止(コロナ対策)なので、おにぎりとパンをリュックに詰めて、歩きながら食べられるように準備した。

着いたらびっくり。これまで見たこともないほどの、車の数が縦列駐車されていた。お天気で、みんな考えることは同じ。森の中も人がいっぱいだったらどうしよう、と躊躇しそうなほどの車の数。

それでも、せっかく来たのだしと、森の方へ向かうと、流石に、ちゃんと人はばらけていて、十分のんびりハイキングできるなとわかった。ハイキングコースは7つほどあるし、広いのだ。5キロのコースを選び、所々出てくるサインを見て歩き進める。

反抗期であまり話したがらない長女も気持ちがいいと喜んでいる。おしゃべりの長男は最近一人で見た映画の話をずっとみんなに説明している。次女と末っ子は花や草を集め、それぞれ楽しそう。

そう、こういう時間が持ちたかったのだ。最近は、同じ家にいても、みんなバラバラな感じで、食事の時だけ集まる感じだった。DVD鑑賞も長女や長男は嫌がって、自分たちの部屋にこもって好きなことをして、5人揃うことが少なかった。

久しぶりに5人で外出。スーパーの買い物は私しか行ってないし、ジョギングに行くのも次女と長男くらい。散歩もだれかが抜けることが多かったこの頃。

嬉しいな。みんな大きくなったな。

それにしても、本当に学校はいつから始まるのだろう。こんなに勉強が遅れて大丈夫なのだろうか。参考書やドリルを個人的に買ったほうがいいのかな、と悩み始めてきた。

鳥のさえずりを聴きながらいろいろなことを思う私。ゆかりのおにぎりを美味しそうに食べる子供達を見て嬉しいなと思ったり、家族連れとすれ違った時に、小さい子供が「パパー」と呼ぶのを聞いて心が痛くなったり、自然の中にいても、私の感情は色々動く。

夫は林が大好きだった。イギリスでも、こうやってみんなで時々散歩をしていたな。

5キロのコースをあっさり終え、さらに自分たちで1時間ほど歩いた。明日は筋肉痛かもしれない。みんな久々に程よい疲れ。

駐車場の近くに戻ると、ピクニックはダメなものの、ベンチで同行者と距離を取りながらコーヒーを飲んでいる人たち、距離をとって芝生に座ってサンドイッチを頬張る人たちが目に入った。ピクニックマットなど誰も持ってきてない。3人以上のグループは明らかなファミリー以外いない。みんな1.5メートルから2メートルほどの距離をあけている。ドイツ人はしっかりルールを守る。

今日はいい日だったな。また行こう。

引きこもり生活22日目(土曜)

まだ買い置きはあるのだけど、この1週間どこのスーパーでもトイレットペーパーが売り切れていたので、そろそろ不安になって、今日は土曜だし、朝1番に行けばあるかもしれない、と思い、8時に歩いてスーパーに行った。そして、初めて、大人になって初めてマスクをつけた。給食当番以来のマスク着用だ。ドイツでマスクなんて本当にありえないと思っていたけど、この数日、マスクをつける人を見るようになっていたし、ネットの記事で、やっぱりマスクを着用する国はコロナ感染率が少ないと読んだ。そして、オーストリアでは今や、スーパーでの買い物時は、マスク着用が義務化されたのだと言う。そんなこんなで、ちょっとドキドキしてマスクをつける。外を歩くときにはつけず、スーパーの入り口でつけた。ちょっと違和感があったけど、同時に安心感も出た。今日は土曜というせいもあって、少し人は多めで、マスクの人もいたし、特別視されることもなかった。このスーパーはちょっと値段が高めに設定されているので、必要品だけを買った。トイレットペーパーも一人ひとパックだけというルールになっていて、10ロールのパックを買うことができた。これで一安心だ。

お昼ご飯はトマトとマッシュルームとニンニクのスパゲティにサラダ。食後、お肉を買いに別のスーパーまで自転車で行くことにした。移動中は何もつけず、また入り口でマスクをつけた。このスーパーは少し安めなので、結局色々買い込んでしまい、自転車のカゴはいっぱいになるし、帰りはハンドル部分にも荷物をかけてフラフラして帰ってきた。

家を片付けてからは、子供達と散歩。土曜なので、子供の同級生の家族やパパにも会ったけど、2メートルくらい開けて手短に挨拶するだけ。

お天気がとても良くて、家に戻ってからは、日当たりが最高のリビングの窓の汚れが気になり、窓掃除。窓掃除が苦手な私なりに綺麗になったと満足していたら、長女と次女がケーキを作りたいと言い出した。子供も暇を持て余している。

子供達がキッチンを独占している間、私は一人コーヒータイム。今日はあまりコロナ関係のニュースを見ずに、好きな音楽やユーチューブを見てまったり過ごした。

夜ご飯は、チキンのモモ肉のカレー煮込み。圧力鍋でやると、本当に手短にできるし、お肉がほろほろ柔らかく仕上がって子供達にも大人気のメニュー。

そして、仲良しのこちら在住の日本人友達と4人でオンライン飲み会。やっぱりギネスビールとコロナビールと、そしてドイツの地ビールを飲みながら、コロナの話、子供の話、仕事の話、これからの不安など語り合った。あっという間の3時間。

明日は初夏のようなお天気になるらしい。冬が長くて暗いので、暖かくなると急にドイツ人は陽気になったり、外に出たくなったりする。明日は警察が、人が集まってないか見回りが厳しくなるという。市民の憩いの場の芝生も今日から閉鎖されているらしい。

我が家は、ちょっと離れたところまでドライブして散歩に行って、今年初のバーベキューをやる予定だ。

ちなみに、今は、家以外の場所でバーベキューやピクニックをすると250ユーロか200ユーロの罰金だという。そういう意味でも、家に庭があってよかったな、と思う。こういうときに、バルコニーや庭のありがたさを感じる。家族仲良く、健康で過ごしたい。

引きこもり生活15日目(土曜)

お天気が良くて本当に気持ちいい。こんなに気持ちいいのに、公共の場でのピクニックやバーベキューも今は禁止。庭やバルコニーでやる分にはいいので、来週にでもやりたいな。お友達が家でのバーベキューの様子をインスタグラムにアップしていて、食べたくなった。

お昼は冷凍のパイ。また手抜きだ。そのあと、末っ子とサイクリング。上の3人はだらだら家で過ごす生活にすっかり慣れて、部屋着から着替えるのも面倒らしい。なんてこった。やっぱり私がたまにだらけているからかもしれない。

午後は即席卓球セットをダイニングテーブルに取り付けて、子供達と卓球。3年前のクリスマスに子供達にプレゼントしたのが、今役に立つ!

そのあと、義父母と長電話。義父母は本当にコロナを心配している。とにかく健康で長生きしたいという意思が強い人たちなのだ。私はちょっとだけ、意地悪な気持ちになる。息子は突然死したのに、自分たちは健康で楽しく生きているのに、もっともっともっともっと長生きしたいというのか、と思ってしまう。私はやっぱり悪い。優しい人間じゃない、と反省する。義母のいろいろな心配や、呆れる発言を黒い気持ちで聞き流す。いつもお世話になってるし、基本的には私は仲がいいし、好きだけど、たまに、義母には好きになれない部分がある。70も十分に超えているのに、いつまでも少女のように振る舞い、発言するところを、たまに軽蔑する。今日の私は毒があるな。ストレスかな。こういう自分に気づくと、私はすぐ、神様に反省して謝る。やっぱり私は弱い。

夜ご飯は、子供たちも全員大好きなキッシュ。具は、ネギと茄子とマッシュルームとトマトだ。

夕食後は、家族で卓球トーナメント。人数多いと、こういう時は盛り上がる。今日は数回大きな兄弟喧嘩があったけど、明日は仲良く過ごせるといいな。

引きこもり生活5日目(水曜)

昨日、まだ店もカフェも空いていて、街は賑わっていると書いたが、日に日に状況が変わっていっていて、あっという間に、全てのお店、レストラン、カフェが閉まることになった。公園、動物園も閉鎖だ。

ガソリンスタンド、スーパー、薬局、銀行のみが営業できる。

本当に、どうなってしまうのだろう。見えないウイルスに怯える日々。

とはいえ、今朝は学校からの宿題を終えたあと、パスタサラダ、アボカドディップ、バゲットなどを自転車に詰めて、近くの芝生までピクニックに出かけた。もしかしたら、こんなこと、もうしたらいけないのかな?と思ったけど、そこまでは制限されていない。思ったより肌寒かったけど、やっぱり、こういうことでもしないと、気が滅入る。

家に戻ってからも、庭仕事をして、友達とひたすらワッツアップ(こっちのラインのようなもの)でやりとりした。みんなコンタクトに餓えている。近々オンラインで飲み会をしようと盛り上がった。本当、会えないって辛い。わたしは、家で大人が一人なので、本当に気が滅入る。

あ。今朝、少しだけスーパーに行ったら「できればカードで支払ってほしい」と言われた。コロナ以来、こちらでは手袋をするレジの人が増えたが、それでも、接触を避けるために、現金のやりとりではなく、カード支払いを推奨する政府の意向らしい。本当に徹底している。

書き忘れていたが、もちろん、ダンススクールも休校。パーティーは延期だと言われたけど、中止になってもおかしくない。先が見えない。おじさんとは時々ワッツアップでメッセージをやりとりしている。告白の返事はしていない。多分、断るだろう。こういう騒動の最中に心が動かない、ということは、わたしはやっぱり好きでは好きではないのだろうから。

長男がわたしに聞いてきた。「ママの小さい時とかにも、こういうことあった?」

「いや、こんな経験本当に初めてのことだよ」

同じ質問を電話で義母にもしていたが、義母も「長く生きてきたけど、こんな経験をしたのは初めてだ」と答えたらしい。

歴史に残るような一大事の真っ只中にいる。亡くなった夫はこのコロナ騒動のことも知らない。夫が知らないことが増えていく。私一人で経験することが増えていく。