バレンタイン前夜

明日はバレンタイン。こちらでは、だいたい男性が彼女や奥さんにお花やプレゼントを渡します。私も、夫が生きていた時は、バラの花束をもらっていました。

さて、今夜は平日だったけど、義父母の家で夕食に招待されました。義父母、義弟、私、お友達など大人だけで8人です。義父母以外は、皆バツイチだったり、私のように死別だったり。

義父は「明日忘れてしまったらいけないから」もうすでに義母にバレンタインのプレゼントをあげたそう。

いつも冗談ばっかり言ってる義父らしいですが、義父母は色々言いつつやっぱり仲がいい。

義母は一人の男性に半世紀以上愛されてきた自信が垣間見れるような気も、時々する。僻みかな、私の。笑

明日はきっと街に花束を持つ男性がウロウロしてるな。レストランもきっとカップルでいっぱいだ。週末だしね。私はお墓まいりに行ってこよう。

バレンタインデー

今日はバレンタインデー。まだ、このブログの中で家のことや、お葬式のこと、お墓のことも書いてないけど、バレンタインだから思うことを今日は書こうと思う。

死別してからというもの他人の幸せを見るのがとても辛い。私たちは時々喧嘩をしながらも仲良くやってきた。いい夫婦だったと思う。死別したら思い出が美化されるというけれど、それを差し置いても、それなりに幸せでいい家族だったと思う。

それが一瞬にして変わってしまった。バレンタインにはいつも花束とカードをくれた夫はもういない。わたしを一番愛してくれる人がもういない。(もちろん子供は私が好きだと思うけど、ここでは男女間の話として)

手を繋いで歩く老夫婦、ちょっとした目配りをしながら微笑む同年代の夫婦、買い物袋を旦那様が多く持ってくれる夫婦、外だけどこそっとキスする夫婦。至るところで目にはいる普通の幸せ。私から奪われた。

私にあるのはこのドン底の暗くどろどろした深い悲しみ。私を一番に愛してくれる人はもういない。それでも生きていかなければならない。

私はお墓にお花を飾ってキャンドルを灯す。こんな悲しいバレンタインがあるだろうか。