コロナウイルス変異種出現

これまでよりも7倍も強い感染力を持つと言われるコロナウイルスの変異種がイギリスで結構な数が確認され、オランダやデンマークでも見つかったということで、クリスマス前にまた、ドイツはざわざわしている。

イギリスからの渡航は禁止。飛行機は飛ばないし、車も検査が強まるようだ。今日のラジオで聞いたが、かなりの数のトラックが足止めされていて、このままだと、イギリスでは日用品や食料などの物資がクリスマス前にちゃんと届くのか不安もあるという。

きっとイギリスでは、また買い占めが起こるかもしれない。みんな不安だろうなと思う。

そして、こちらはクリスマス直前。我が家も買い出しが進んでいる。明日の23日に最後の買い物をする。ドイツでは、スーパーは24日の14時くらいまで開いている。25日と26日はクリスマスなので完全に閉店。そして、今年は27日が日曜日なので、また閉店。28日までは買い物に行くことができないので、相当焦る。

明日は早起きして、スーパーを3つくらい回る予定だ。お肉屋さんにも行きたいし、お米ともち米を買いに、アジア食料品店にも行く。早起きしよう。

今日、夫の両親が手作りのクリスマスのクッキーを持ってきた。義父母は医療用のごついマスク着用して、玄関の外で、3分くらい喋った。子供達の顔を見て、義母はまた泣いていた。抱きしめたい、一緒に遊びたい、一緒に食事がしたいと。

ドイツに来て初めてのバラバラのクリスマス。本当に、大変なことになってしまった。先日夫の命日があったのだが、その時も、マスク着用で一緒にお墓まいりをしたのみ。正味10分も一緒に過ごせなかった。

クリスマスカードが毎日届く季節になったのだが、今年の書き出しはほぼみんな一緒だ。「What a year!!」ほんと、なんという一年だったのだろう。今年は。

引きこもり生活29日目(土曜)

久しぶりに早起きして、朝一番でスーパーに。マスクの人がいつもより少ないような気がする。そして、スーパーがもう混んでいる。イースターの週末でみんなリラックスしてきたのだろう。そして、昨日ラジオで聞いたのだが、ドイツはこの接触制限など、国民の3分の2も政府のコロナ対策に満足していると答えたらしく、対策もうまくいっているので、制限を少し緩めてもいいのではないか、という意見も出始めているらしいのだ。感染者数のカーブが緩やかになってきたということだろうが、こういう時が一番不安になってしまう。

兎にも角にも、一つ目のスーパーで買い物を終え、二つ目のスーパーへ。コロナ危機になってから、あまりスーパーのハシゴはしていないけど、今日はイースターのためにいっぱい買いたいので仕方ない。そのあとは、飲料専門店で地ビールをひとケース。こちらのビールは瓶が基本だ。飲み終えた瓶とケースを返すとお金が戻ってくるシステム。さて。全ての食料品飲料品の買い物を終え、園芸店へ。種と苗とさらに、やっぱり土も少し買い足したい。

家の近所のお花屋さんがメインの園芸店に行ったら、なんとかなりの行列ができている。今はどの店も、店内のお客さんの人数を制限しているので、大変だ。食料品を車においたままなのに、結構並んでようやく店内へ。やっぱりお花がメインで種はあるけど、野菜の苗はなかった。そして、土の値段も高めだ。あー失敗した。それでもタネは種類がいっぱいあったので、レタス、ラディッシュ、人参、グリーンピースの種を買った。

家に帰ったら、長女以外みんな起きていたけど、なんだか皆だらけている。すぐに、家庭菜園をやりたかったのに、なぜか皆愚図り、「夕方にしかしたくない。17時で」という長男の一言に、結局全員合意。

日本の友達からライン電話が入り、小一時間話し込む。話題は8割コロナのこと。不安はどこも一緒だ。

お昼ご飯はポテトの茹でたものに、チキンのチーズ焼き。デザートはイチゴと生クリーム。午後は、子供達とゲームしたり散歩したり、本当にこのほぼ1ヶ月変わらない同じことの繰り返し。

17時きっちりに全員で庭に。土を足して、種を植えていく。そして、スーパーで買ったハーブも植え込む。チームワークと達成感!記念写真を撮って、またみんなでゲーム。末っ子の負けん気が強くて笑える。

日差しが強くご飯を作る気がしなくて、そうめんと、野菜炒めと、冷凍の魚フライで夕食。暑かったからそうめんが美味しかったな。

明日はイースター。教会に行かない、誰にも会わないイースター。

引きこもり生活22日目(土曜)

まだ買い置きはあるのだけど、この1週間どこのスーパーでもトイレットペーパーが売り切れていたので、そろそろ不安になって、今日は土曜だし、朝1番に行けばあるかもしれない、と思い、8時に歩いてスーパーに行った。そして、初めて、大人になって初めてマスクをつけた。給食当番以来のマスク着用だ。ドイツでマスクなんて本当にありえないと思っていたけど、この数日、マスクをつける人を見るようになっていたし、ネットの記事で、やっぱりマスクを着用する国はコロナ感染率が少ないと読んだ。そして、オーストリアでは今や、スーパーでの買い物時は、マスク着用が義務化されたのだと言う。そんなこんなで、ちょっとドキドキしてマスクをつける。外を歩くときにはつけず、スーパーの入り口でつけた。ちょっと違和感があったけど、同時に安心感も出た。今日は土曜というせいもあって、少し人は多めで、マスクの人もいたし、特別視されることもなかった。このスーパーはちょっと値段が高めに設定されているので、必要品だけを買った。トイレットペーパーも一人ひとパックだけというルールになっていて、10ロールのパックを買うことができた。これで一安心だ。

お昼ご飯はトマトとマッシュルームとニンニクのスパゲティにサラダ。食後、お肉を買いに別のスーパーまで自転車で行くことにした。移動中は何もつけず、また入り口でマスクをつけた。このスーパーは少し安めなので、結局色々買い込んでしまい、自転車のカゴはいっぱいになるし、帰りはハンドル部分にも荷物をかけてフラフラして帰ってきた。

家を片付けてからは、子供達と散歩。土曜なので、子供の同級生の家族やパパにも会ったけど、2メートルくらい開けて手短に挨拶するだけ。

お天気がとても良くて、家に戻ってからは、日当たりが最高のリビングの窓の汚れが気になり、窓掃除。窓掃除が苦手な私なりに綺麗になったと満足していたら、長女と次女がケーキを作りたいと言い出した。子供も暇を持て余している。

子供達がキッチンを独占している間、私は一人コーヒータイム。今日はあまりコロナ関係のニュースを見ずに、好きな音楽やユーチューブを見てまったり過ごした。

夜ご飯は、チキンのモモ肉のカレー煮込み。圧力鍋でやると、本当に手短にできるし、お肉がほろほろ柔らかく仕上がって子供達にも大人気のメニュー。

そして、仲良しのこちら在住の日本人友達と4人でオンライン飲み会。やっぱりギネスビールとコロナビールと、そしてドイツの地ビールを飲みながら、コロナの話、子供の話、仕事の話、これからの不安など語り合った。あっという間の3時間。

明日は初夏のようなお天気になるらしい。冬が長くて暗いので、暖かくなると急にドイツ人は陽気になったり、外に出たくなったりする。明日は警察が、人が集まってないか見回りが厳しくなるという。市民の憩いの場の芝生も今日から閉鎖されているらしい。

我が家は、ちょっと離れたところまでドライブして散歩に行って、今年初のバーベキューをやる予定だ。

ちなみに、今は、家以外の場所でバーベキューやピクニックをすると250ユーロか200ユーロの罰金だという。そういう意味でも、家に庭があってよかったな、と思う。こういうときに、バルコニーや庭のありがたさを感じる。家族仲良く、健康で過ごしたい。

引きこもり生活21日目(金曜)

朝から二つのスーパーを回った。警備員が、店内の人数を制限している。前回よりも厳しい雰囲気だ。買いたいものは全て揃ったが、本当に、なるべくスーパーに行く回数を減らしたいなと思う。スーパーには窓もないし、空気が澱んでいる。理想は週に1度くらいの買い物にしたいけど、4人も子供がいると、しかも、丸一日いると、本当にものがあっという間になくなる。ドイツの家には多くある地下室もうちにはないので、備蓄にも限りがある。地下室がいっぱいの大きな家だったら、みんなとんでもなく物を溜め込んでいるかもしれない。

お昼ご飯はガーリックブレッドとソーセージとイチゴ。手抜きだ。もう毎日毎日作るのも面倒臭くなってきたのが正直なところだ。

お昼ご飯の後、全員で散歩に行こうと誘うのに、長女しかのってこなかった。長女と二人だけで小一時間散歩して、他の3人は強制的に庭に出した。ずっと家にいたら、本当に体がなまるはずだ。結局長男は近所を一人で自転車で回って気分転換した。

その後、みんなで散々ボードゲーム。そしてDVD鑑賞。本当に毎日代わり映えしない。

夜ご飯は、オムライスとサラダ。

ニューヨークのハーレムに住む日本人の若いシングルマザーが、日本にコロナの危険性を大阪弁で訴えるYouTubeを見た。

ドイツの私の町の緊迫感はここまでではないけれど、感染者は知り合いのレベルまで出てきているし、本当に、どこの国が医療崩壊してもおかしくない。だから、毎日代わり映えしないけど、同じことの繰り返しだけど、今は家にいる。誰とも会わない。

夕食後、ドイツ人のママ友達数人とオンラインチャット。みんな元気そうでよかった。

この週末はお天気がいいらしい。お天気が良くなって、若者がリラックスして外で遊びまわらないよう、集まらないよう、警察の警備が厳しくなるらしい。日本の皆さんも、今は、家にいてほしい。

引きこもり生活18日目(火曜)

晴天で気持ちがいい。一番近所のスーパーまで買い出しに行った。歩いても行ける距離だけど、たくさん買うので車で。週に何度も通うスーパーなのに、コロナ騒動以来、雰囲気が暗い。買い物客は皆距離をとって歩くように奨励されて、2メートルあけてください、と放送が定期的に入るし、近所の人や顔見知りの人とおしゃべりにふける人もいない。やっぱり異様だ。明日こそは旦那の墓参りをしようと、お花も買った。引きこもって以来、なんとなくお墓に行く気持ちになれなかった。行こう行こうと思いつつ、なぜか気持ちがついていかなかった。だけど明日は絶対に行こう。子供達にも宣言しておいた。

子供達が学校の課題をする間、私はドイツ語の勉強。本当に難しい。特に前置詞が私には難しい。子供はあっという間に習得したのにな。

お昼は、昨日のそぼろの残りを乗せて肉うどんにした。デザートはイチゴと生クリーム。午後は、庭仕事。お天気なので気持ちがいい。子供達は、ジョギングに出かけて行った。子供達もひどい運動不足だ。

夜はドイツでは一般的な「冷たい夕食」パンとハムとチーズなど。これ、ほとんどのドイツ人家庭では一般的な夕食だ。朝と夜は「冷たい食事」お昼だけ「温かい食事」なのだ。我が家は私が食べたいものを作るので、お米派の私は、ほぼ毎日昼も夜も温かいものを作るが、月に数回、パンを夕食にする。パンもハムもチーズも美味しいし、野菜を切ったり卵料理をつければ、お腹もいっぱいになるし、栄養も取れるし、何よりも楽だ。それでも、なんだか食べた気持ちになれなくて、食後に一人でご飯をお茶碗に半分だけ入れて、ふりかけとお味噌汁で食べた私。ご飯が一番美味しい。

スーパーで買ったコロナビールとギネスビールを飲みながら、今夜は友達とビデオ電話。子供達はそれぞれ部屋で遊んでいる様子。いつもだったら末っ子は19時過ぎには就寝、ほかの子供達も22時には寝ているが、全てが閉鎖になってからは、もう勝手にやらせてしまっていて、23時や24時もざらになってしまっている。遅寝遅起き。そして毎日白米。完璧に私の子供たちだ。

引きこもり生活10日目(月曜)

もう10日も子どもとしか時間を過ごしていないなんて信じられない。友達と騒ぎたい。

朝から義母から電話。携帯の調子がおかしいから、いつか見て欲しいという。うちの長男がそういうのに強いからやってほしいと。私にも子どもにも会えないから、私が来ると連絡すれば、玄関の前に携帯をおいておくという。本当に、とことん怖がっていて、ほぼパニックだ。

という私も、最近ずっとコロナの記事ばかり読んで、どんどん落ち込む。自分でちょっと制限しないといけないな、と思う。だけど、イタリアでも、イギリスでも60歳以上の患者は集中治療室に入れる余裕がないとか、自宅に送り返される、とか、限りある人工呼吸器を若い人に回して行く、とか聞くたびに本当に落ち込む。しかも、看護される間も、スタッフも医者も防護服だ。人の温かみを感じることもなく、会話もされることもなく、本当に不幸に亡くなってしまっても、家族は来る事も出来ず、感染の危険があるから普通のお葬式さえできないという。こんな悲劇があるだろうか。

夫が亡くなってから、夫は病院の遺体安置室の冷凍庫にかなり長いことはいっていた。クリスマスや年末があったし、解剖もあったからだ。でも、そのおかげで、ドイツからの家族もお別れをいう事も出来たし、私たちは「いつでも会いにきていいですよ」と言ってもらえた。袋に入っていて、私たちがくるときは顔の部分だけ出してくれていたのだけど、私が手を握りたい、触りたい、と言ったら快く出してくれた病院のスタッフ。ちゃんとお別れが言えた、大切な時間。突然死だったから、受け入れるのに相当時間がかかったけど、あのときは、まだ信じられない状態だったけど、あの時間はとても貴重だった。

コロナだったらそれも出来ない。

本当に本当に早く収まりますように。祈るしかない、毎日。

朝は買い出しに出かけた。ふたつのスーパーを回ったが、今日はトイレットペーパーがどちらにもなかった。うちには十分あったので必要はなかったのだが、先週よりも厳しさを感じた。大きな方のスーパーでは、買い物カートのハンドルがスタッフによって毎回消毒されていた。

昨日のトンカツが残っていたので、子供達はカツサンドをお昼に、私はご飯とふりかけで軽く済ませた。

夜ご飯は子どもたちの大好きなラザニア。

そして、DVD「塔の上のラプンツェル」を見た。なんでも、ラプンツェルの出身の王国の名がコロナ王国、ラプンツェル自身も塔の上に監禁されていたことから、「まさかこれはコロナの予言?」とネットで話題になっていると、長女がいうからだ。笑 見つけた人すごいな。

オンラインでドイツ語を勉強したり、ダンスのステップを自主練したりしている。ネット環境が整っていて、本当に良かった。それにしても、本当に大変なことになっている。悲しい。

引きこもり生活7日目(金曜)

もう1週間も人に会ってない。ちょっとイライラしてきた。友達に会いたい。今日はドイツ人ママ友の50歳のお誕生日だった。ドイツに来て以来、ずっと仲良くしてくれて、毎年パーティーに招待してくれるのに、今年はもちろんお預け。

朝、義母から電話があり、ご近所でだれか亡くなったという。コロナとは無関係だが、この時期ということもあり、お葬式もほとんど誰も参列しないだろう、とのこと。義母によると、結婚式も今はゲストは6人まで、と制限されているという。そんなんだったら、一旦キャンセルして延期する人ばかりじゃないだろうか。本当にとんでもない事態になっている。

食べ盛りの子供がいっぱいいるので、また買い出しに行って来た。スーパーではおしゃべりする人も1.5メートル程度の距離をあけ、レジの前では等間隔に床に貼られたテープで距離をあけて並ぶように誘導されていた。物は全て普通に揃っていて、それだけでも心が少しだけ落ち着く。いつでも買いにこればいいんだ、と思う。でも、何度も外出するのは避けたほうがいいだろうし、やっぱり向こう3日分くらい買いだした。大好きなビールも一箱仕入れた。

肌寒くて、庭に出ようという気持ちになれず、午前中から本棚を整理した。ドイツに引っ越して以来、なんとなくいろんなごちゃごちゃを入れっぱなしになっていた本棚。クラフト道具や学校の教材など、いっぱい入っていた。ほとんどが紙のゴミだったけど、1時間ちょっとで片付けが終わって、本当にスッキリした。

野菜スープとパンでお昼ご飯、夜はジャーマンポテトとスクランブルエッグとサラダにした。あんまり料理したくない気分だった。

娘たちが3人、末っ子まで一緒になって、このところ毎日のようにクッキーを焼いたり、スムージーを作ったり、何やらキッチンで色々やっている。いいのだけど、使い方が激しく、今日はバナナをスライスしたものに、チョコソースをかけたい、と言っていたなと思ったら、大きな板チョコ1枚分もとかしていて、それを3本分のバナナに全部かけてしまって、呆れて、つい叱ってしまった。私は、ケチケチしたくはないと思いつつも、気をつけて買い物しているのに、後先考えず材料を使い切ってしまう子供達。見ていなかった私が悪いのだろうけど。

時間はいっぱいあるのに、大人に会えない、というだけでイライラする。

子供達が眠った後「天使のくれた時間」を一人で見た。DVDを持っていたのに、ずっと見たことがなかったのだ。ラブストーリーで夫が恋しくなった。そして、人肌さみしくなった。

その後、ようやくニュースを見たら、バイエルン州が、とうとう「外出禁止令」を出したという。外に出れるのは、仕事、必要な買い物、医者や薬局に行くこと、助けが必要な人を手助けするための外出、そして恋人の訪問に限られるという。ジョギングや犬の散歩などの外でのアクティビティは、一人、もしくは同居の家族と一緒のみに限られるという厳しいルール。

一つの州がやったなら、他でも起きるだろう。また状況が厳しくなる。子供達ももう友達にもずっと会ってない。兄弟がいるだけいいのだろうが、子供達も寂しいだろうなと思う。

いつまで続くんだろう。この制限が終わっても、一気に全部が解除されるとは思えない。まずは学校からだろうか?とも思うけど、「もう夏休みまで学校はないかもしれないね」という保護者もいる。

本当に大変なことになっている。

引きこもり生活5日目(水曜)

昨日、まだ店もカフェも空いていて、街は賑わっていると書いたが、日に日に状況が変わっていっていて、あっという間に、全てのお店、レストラン、カフェが閉まることになった。公園、動物園も閉鎖だ。

ガソリンスタンド、スーパー、薬局、銀行のみが営業できる。

本当に、どうなってしまうのだろう。見えないウイルスに怯える日々。

とはいえ、今朝は学校からの宿題を終えたあと、パスタサラダ、アボカドディップ、バゲットなどを自転車に詰めて、近くの芝生までピクニックに出かけた。もしかしたら、こんなこと、もうしたらいけないのかな?と思ったけど、そこまでは制限されていない。思ったより肌寒かったけど、やっぱり、こういうことでもしないと、気が滅入る。

家に戻ってからも、庭仕事をして、友達とひたすらワッツアップ(こっちのラインのようなもの)でやりとりした。みんなコンタクトに餓えている。近々オンラインで飲み会をしようと盛り上がった。本当、会えないって辛い。わたしは、家で大人が一人なので、本当に気が滅入る。

あ。今朝、少しだけスーパーに行ったら「できればカードで支払ってほしい」と言われた。コロナ以来、こちらでは手袋をするレジの人が増えたが、それでも、接触を避けるために、現金のやりとりではなく、カード支払いを推奨する政府の意向らしい。本当に徹底している。

書き忘れていたが、もちろん、ダンススクールも休校。パーティーは延期だと言われたけど、中止になってもおかしくない。先が見えない。おじさんとは時々ワッツアップでメッセージをやりとりしている。告白の返事はしていない。多分、断るだろう。こういう騒動の最中に心が動かない、ということは、わたしはやっぱり好きでは好きではないのだろうから。

長男がわたしに聞いてきた。「ママの小さい時とかにも、こういうことあった?」

「いや、こんな経験本当に初めてのことだよ」

同じ質問を電話で義母にもしていたが、義母も「長く生きてきたけど、こんな経験をしたのは初めてだ」と答えたらしい。

歴史に残るような一大事の真っ只中にいる。亡くなった夫はこのコロナ騒動のことも知らない。夫が知らないことが増えていく。私一人で経験することが増えていく。