引きこもり生活14日目(金曜)

今日のトップニュースはやはり、イギリスの首相ボリスジョンソンがコロナ感染したことだろう。彼のビデオをB B Cのサイトで見たけど、普通に喋れていたし、それほど病気な風には見えなかった。もちろん、発熱や咳の症状はあるのだろうけど。これがこのウイルスの怖いところだな、と思う。症状が軽くても、たとえ全くなくても、知らないうちに感染していて、他の人に感染させる可能性がある。もう誰にだって可能性はあるのだと実感。

今日は、朝から色々と買い出し。アメリカも混乱していて、今後どうなるかわからないし、いつもはイタリアの日本米を買っているけど、イタリアの今の状況で、出荷がされず、この1ヶ月アメリカの日本米を食べている。今後、どうなるか不安で、もう一袋約10キロのアメリカのお米を買いに行った。他にも、納豆を作るための大豆やら買い出した。

そのあと末っ子と近所を散歩。インラインスケートもだいぶ上達した。

お昼は、アジアショップで買った、トルコのパンに、色々好きなソースやら野菜をのせて。夜ご飯はカレーだ。

あまりに退屈で、次女と末っ子が余ったダンボールを利用して、巨大すごろくを自作した。止まったマスによっては、罰ゲームがあったり、「右に座っているプレーヤーのいいところを5個いう」とかいう可愛いものもあったりして微笑ましい。

これを家族全員で遊ぶ夜。我が家は平和だ。

引きこもり生活10日目(月曜)

もう10日も子どもとしか時間を過ごしていないなんて信じられない。友達と騒ぎたい。

朝から義母から電話。携帯の調子がおかしいから、いつか見て欲しいという。うちの長男がそういうのに強いからやってほしいと。私にも子どもにも会えないから、私が来ると連絡すれば、玄関の前に携帯をおいておくという。本当に、とことん怖がっていて、ほぼパニックだ。

という私も、最近ずっとコロナの記事ばかり読んで、どんどん落ち込む。自分でちょっと制限しないといけないな、と思う。だけど、イタリアでも、イギリスでも60歳以上の患者は集中治療室に入れる余裕がないとか、自宅に送り返される、とか、限りある人工呼吸器を若い人に回して行く、とか聞くたびに本当に落ち込む。しかも、看護される間も、スタッフも医者も防護服だ。人の温かみを感じることもなく、会話もされることもなく、本当に不幸に亡くなってしまっても、家族は来る事も出来ず、感染の危険があるから普通のお葬式さえできないという。こんな悲劇があるだろうか。

夫が亡くなってから、夫は病院の遺体安置室の冷凍庫にかなり長いことはいっていた。クリスマスや年末があったし、解剖もあったからだ。でも、そのおかげで、ドイツからの家族もお別れをいう事も出来たし、私たちは「いつでも会いにきていいですよ」と言ってもらえた。袋に入っていて、私たちがくるときは顔の部分だけ出してくれていたのだけど、私が手を握りたい、触りたい、と言ったら快く出してくれた病院のスタッフ。ちゃんとお別れが言えた、大切な時間。突然死だったから、受け入れるのに相当時間がかかったけど、あのときは、まだ信じられない状態だったけど、あの時間はとても貴重だった。

コロナだったらそれも出来ない。

本当に本当に早く収まりますように。祈るしかない、毎日。

朝は買い出しに出かけた。ふたつのスーパーを回ったが、今日はトイレットペーパーがどちらにもなかった。うちには十分あったので必要はなかったのだが、先週よりも厳しさを感じた。大きな方のスーパーでは、買い物カートのハンドルがスタッフによって毎回消毒されていた。

昨日のトンカツが残っていたので、子供達はカツサンドをお昼に、私はご飯とふりかけで軽く済ませた。

夜ご飯は子どもたちの大好きなラザニア。

そして、DVD「塔の上のラプンツェル」を見た。なんでも、ラプンツェルの出身の王国の名がコロナ王国、ラプンツェル自身も塔の上に監禁されていたことから、「まさかこれはコロナの予言?」とネットで話題になっていると、長女がいうからだ。笑 見つけた人すごいな。

オンラインでドイツ語を勉強したり、ダンスのステップを自主練したりしている。ネット環境が整っていて、本当に良かった。それにしても、本当に大変なことになっている。悲しい。

引きこもり生活9日目(日曜)

オンラインでの礼拝は、ちょっと不思議だったけど、パジャマのままで朝ごはんを食べながらリラックスして聴くお説教もいいものだった。本当に、早くこの一大事が治まってほしい。

朝、イギリスの友達のソーシャルネットワークの投稿を見て驚愕した。イギリスはちょうど2週間遅れで、本当にイタリアと微差で、イタリアとほぼ同じ死者数を毎日出しているのだ。信じられない。

コロナのことで言えば、イギリスは、75歳以上、もしくは持病などがある人に手紙を送って、それらの人たちは危険があるということで、今後12週間、自宅待機してもらうという。リスクのある人を家に閉じ込めるというわけだ。経済活動などはできるから、こういう方法を選んだのか。EUを脱退したから独自のやり方で行くのか。

ドイツは、外出禁止令を出した州と、3人以上で集まってはいけないということを基本に禁止令を出した州があるようだ。とにかく、社交断絶の方針だ。コロナ感染を断ち切ることが目的だ。違反すれば、刑罰、罰金がある。

家族だけで過ごすのも、もう9日目。お昼ご飯はカレーピラフとソーセージとサラダにした。ピラフを作るときは、ジャスミンライスを使うことが多い。パラパラしてて美味しい。

午後は全員庭で。私は読書。長女は長男の数学を手伝って、下の二人はローラースケートとキックボード。長男が日曜の午後になんで数学をしているのかと思ったら、夕方までに先生にメールで宿題を送らないといけないのだという。なんで、こんな直前まで溜め込むのか、と呆れ、またいつものように叱る。だけど、絶対長男には私のいうことが響いてない気がする。いつもギリギリで仕上げる性格だ。呆れる。

今日22日の日曜は、ドイツ国内でコロナに立ち向かって頑張ろうというメッセージを込めて、ベートーベンの第九を、窓際やバルコニーで歌うか音楽を奏でるかしよう!というメッセージが回っていました。開始は18時。我が家もピアノと歌でやりました。ご近所さんからは一切聴こえてこなかったけど、街中や大きな都市では盛り上がったのかな?そのうち動画が上がるかもしれません。

武漢が年末か年始の頃、外出禁止になっていた時、高層マンションに住む住人たちが頑張ろう、頑張ろうと窓越しに声を掛け合っていたのを、感動しつつ心配しつつ、でもまだ遠い国のこととして見ていました。数週間前、イタリアでバルコニー越しに歌って音楽を奏でる映像が流れて、あぁここまできてしまったかと思いました。あっという間に、ドイツのこの小さな町も同じ状況に。世界は広いようでやっぱり狭い。繋がっています。

夜ご飯はカツ丼とキャベツの和え物とお味噌汁。昼がソーセージだったから豚肉続きになってしまった。

夜は末っ子と足にネイルをしあいっこ。もちろん、まだ全然ちゃんと塗れないけど、別に誰に会うわけでもないし、まだサンダルになるわけでもないし、末っ子に好きにさせたら嬉しそうだった。

「ジョニーイングリッシュ」を見て、今日も1日おしまい。

社交が禁じられていると言っても、一人の人とは会っていいのだ。二人で会うのはオッケー。月曜からは、少しずつお友達とも会いたいな。寂しい。大人の会話がしたい。

あ、この新しい禁止令の一環で、美容室も閉まることに。ショートの人とか、男性とか大変だろうな。そして、本当に経済ダメージ計りしれない。