幼稚園の父親デー

末っ子の通う幼稚園で「父親デー」があると言う。パパが数時間幼稚園に滞在して一緒に子供と時間を過ごし、工作をしたり園庭で遊んだりする日らしい。

ドイツの幼稚園はいいところがいっぱいあるなぁと思っている。クラスは縦割りで、2歳から6歳までが一クラスだ。同じ学年の子供はクラスに5、6人しかいない。でも、毎年下の子が同じクラスに入ってくるので、自然と役割ができたり、年の違う子たちと常に接するよさもあるらしい。年長さんは週に1回簡単な算数のゲームのような日があるが、基本的にドイツの幼稚園では読み書きを教えたりすることは一切ない。完全に遊びだ。自由な時間も多いし、子供がのびのびできると思う。

さて、父親デー。どうしたものか、と思う。色々時間をやりくりすることが可能なドイツだから、ほとんどのパパが仕事を調整して幼稚園に来るだろうな、と思う。

クラスの先生に、「誰かお友達とかでも来れる人がいたらぜひ」と、気を使ったように言われたが、どうだろう。

いつか書いた私のことを好きかもしれない夫の同級生の独身男性は、きっと頼んだらすぐ来てくれるだろう。でも、嫌だな、と思う。彼には頼みたくないなと思う。

誰も来れなくてごめんね、と言おうか。まだ小さいし、実はそれほど子供は気にしていないかもしれない。

2日ほど悩んだが、義弟に頼むことにした。そこまで近くに住んでないし、忙しい仕事をしているので、頼むのが憚れたが、ドイツ式で、「言ってみる価値はある、ダメ元」で頼んだら、本当にあっさりいいよと言ってくれた!

末っ子は楽しい時間を義弟(叔父さん)と過ごしたらしい。義弟も、もう自分の子供が大きいので、久しぶりに小さい子たちと遊んで楽しかった、と言ってくれた。ありがたいことだ。

夏休みまであとわずか。4人の子供達、2つの学校と幼稚園。それぞれ学年末のイベントが盛りだくさんだ。まだまだ胸がキリリと痛む瞬間は多いけど、できるだけ楽しんで参加しようと思う。

電車で国内旅行

ドイツの5月6月は連休だらけだ。イースターのあとの、カトリックの祝日が続くからだ。3連休や4連休が続くので、思いきって子供達と国内旅行に行ってきた。

車でもよかったのだろうけど、私はまだまだドイツの高速道路が苦手だ。だって、本当に制限速度がないのだ。追い越しレーンでは本当に時速200キロ超えの車がブイブイいわせている。(こんな表現、もうしないのかな?笑)

渋滞や駐車のことも不安だったし、我が家の子供達は公共交通機関を使うことにも慣れているので、電車で3時間以内で行ける観光都市を選んだ。宿泊先はホテルだ。これが、なかなか、簡単ではない。今やみんなネットでホテル予約するのだろうけど、大人1人で子供4人という選択ができるサイトは少ない。結局、ドイツ人の友達にホテルに直接電話をしてもらって、ファミリールームを予約することができた。

宅配便もないドイツ。荷物は全て自分で運ばなければいけない。まだまだオムツも必要だし、天候だって、暑くなったり肌寒くなったり、なかなか読めないのがヨーロッパ。荷造りも色々工夫して、長女と長男にはリュックを持たせた。簡単にたためる小ぶりのベビーカーも必要だ。

電車の席も予約した。電車自体の代金は子供は無料、もしくは格安だけど、席を予約すると、一人につき8ユーロかかる。それでも、席取り合戦になりたくないので、往復とも4席予約した。末っ子は私の膝の上だ。

色々シミュレーションしていったので、割とスムーズな旅行になった。メインのイベントを大きな体験型博物館にしたのが良かった。天候にも左右されないし、ホテルも、この博物館に直結しているものを選んだので、ストレスが少なかった。

シングルで外国人で、辛いかな、と思ったけど、夫のいない寂しさよりも、子供達とちょっとした冒険をこなしているという満足感の方が大きかったような気がする。ちょっと遅めの夕食に、路面バスを乗り継いで、見た目の感じのよかったギリシア料理のレストランを選んだ。ギリシア料理など食べることが初めての子供達。夕食にレストランに行くことが初めての末っ子。みんな、この非日常を楽しんだ。

ママ、ありがとう!と何度となく、子供達に言ってもらった。満足で幸せだった。

私こそ、ありがとう。いつもは喧嘩も多いのに、私を気遣って、荷物を持ってくれたり、下の子供たちを面倒見てくれて、長男、長女、ありがとう。こんな時間がもっとこれから増えていくといいな。パパ、子供たちは頑張ってるよ。私も頑張ってるよ。見守っていてね。

恥ずかしい事だが頭のなかの8割くらいは。。。

彼氏が欲しい、パートナーが欲しいと考えている。

4人も子供がいて、日々忙しく、ドイツ語も苦労して勉強しているのに、本当に8割くらいはその事について妄想している。

幼稚園や子供の学校で会う大人を見ては、あぁ皆夫婦揃って仲いいんだなぁと勝手に想像し、スーパーに行って他のお客さんや店員さんを見ては、きっとみんなパートナーがいるんだろうなぁと羨む。偏見入ってるかもしれないけど、勝手なイメージで申し訳ないけど、どんな老いた人でも、とてつもなく太っている人でも、すごく感じの悪そうな人でも、あぁ、きっと皆私のように一人ではないはずだ、と羨ましくなり妬む。

それほど悪いことをした記憶はない。どちらかといえば、真面目に生きてきた。たまの喧嘩はあっても夫は私に大きな不満もなかったと信じている。それなのに、私はこんな試練、こんな状態を与えられてしまった。

レンタル彼氏やレンタル父親が日本にはあるらしい。こっちにもあるのかな。

でも、レンタルじゃ虚しくなるかもしれないな。

再婚の希望などない。夫と一緒のお墓に入りたい。なんなら今すぐにだって、入ってもいい。正直に言えば。

子供のために生きている。というか、子供たちはきっと私がいなくても、親戚たちが育ててくれると思うけど、子供たちに、再び親を失う悲しみを味わってほしくない、というその気持ちだけで生きている。

遊んでも虚しい。どこかつまらない。子供と幸せを感じる瞬間はあるけど満たされない。

私は昔から、根っからの恋愛至上主義なのだ。

どうしよう。いい歳して、母親なのに私はおかしいかもしれない。

初夏にも恋しくなる人肌

ドイツにもようやく遅い春がやってきた。陽射しの強い午後の数時間は、まるで初夏のような陽気だ。

庭で遊ぶ子供たちを見ながらコーヒーを淹れる。あぁだいぶ落ち着いたかなぁと思う。

今日の洋服。夫の知らないモノばかりだな。月日が経ってさびしい。私は老けていくのに、あなたはあの日のままだよね。私は20代の学生時代に夫に知り合い、20代前半で結婚した。12年の短い結婚生活。友達グループで1番先に結婚したけど、他の友達も、もう13年とか結婚してる人もいるよ。追い越されちゃった。

私は止まったまま。女性として一番可愛い時期を夫と過ごせて良かったけど、今じゃアラフォーで、4人のシングルマザー。

冬も寂しいけど、初夏のキラキラした日もさびしいな。いつも人肌恋しい。欲求不満だな。

長女と長男セラピーを受ける

怒りがちな私より穏やかなダディが好きだったように思える長女と長男。当時末っ子だった3番目は私にべったりのママっ子だったけど。

長女10歳、長男7歳の時に大好きなダディがいなくなった。長女は静かに泣くことはあっても大泣きしたことは、少なくとも私の前ではなかった。死別してちょっと月日が経っても、一人号泣する私に気づいて、私と一緒に泣くのは長男の方だった。

長女は引っ越しも新しい学校もドイツ語のレッスンもこなして、弟妹たちの面倒もみて、いわゆる良い子だ。

長男は大好きなイギリスの友達と離れ、ドイツの小学校生活に軽くカルチャーショックを受け、荒れた。小児科の先生や学校の担任の勧めもあって、10回程度のセラピーを受けることになった。様々な精神的トラブルを持つ子ども達専用のセラピストだ。

まず私が先にセラピストの診療所に行き状況を説明した。所長の先生は夫よりちょっと年上の穏やかな方だった。でも先生が言うには、「僕がセラピーを担当することもできるけど、一見その方がいいように思うかもしれないけど、パパと同年代の男性だと、息子さんは逆につらいと思う。だから若い女性セラピストが合うと思う」とのこと。プロの決定に任せることにして、息子の最初のセラピーのセッションはわたしも同席した。若いセラピストの女性は明るく息子に話しかける。ゲームをしたり絵を描いたり、お喋りして月に数回1時間ずつ通うのだ。私には言えない感情や、自分自身でも処理出来てなかったダディとの別れの辛さ、引っ越しへの不満など、ちょっとでも気持ちが整理されればいいと思った。セラピー自体は楽しい時間らしく、行きたくないと言ったことは一度もなくすべてのセッションが終了した。延長するかどうかは私と息子本人次第というので、また将来的にお世話になるかもしれないけど、一旦おわらせた。サッカークラブにも入り、ドイツ語も上達して本人もこちらに馴染んできたのがわかる。とりあえず様子みだ。

そして。ここにきて思いがけず、長女がセラピーを受けたいと自分で言い出した。学校の先生で大好きな先生がいて、いいセラピストを紹介されたというのだ。長男がお世話になった所とは違う場所の中年女性セラピストだ。まだ数回しか通ってないが、娘はすごくセラピーの時間を大切にしているのが分かる。私もそのセラピストと1対1で定期的に会うのだが、長女の性格や学校の友達、周囲の人間関係をすっかり把握していて、人見知りな長女がここまで色々喋っていたことにポジティブに驚いた。

そのセラピストとの2回目の私の面談中に、私は自分の醜い本音をこぼしてしまった。他のママ友に対する嫉妬だ。すっと涙を落とし、訴える私に「きっと貴方もセラピーが必要ですよ」と彼女は優しく言った。

だけど、わたしは行きたくない。またもう一回全てを知らない人に話すのは疲れるし、まだ末っ子にも手がかかり、自由な時間はない。子供たちがセラピストにお世話になっているのに、そして、だからこそ良さも分かるのだけど。

ここに吐き出すことや、他の方のブログや本を読むことが私には今は向いてるとおもう。

夫の同級生

夫の故郷に引っ越したので、夫の家族と友達にいっぱいお世話になっている。なかでも、2人の夫の同級生はとても親切だ。夫の生前中も、ドイツに帰省したら一緒に会っていたし、出張などでイギリスに来た時に会うこともあった。

2人とも小学生の頃からの親友で英語もできる。引っ越しのときには家電量販店に一緒に行ってもらって選ぶのを手伝ってもらったり、電話回線や携帯のこともお世話になった。

1人は家族持ちでもう1人は独身だ。3人でご飯に行ったり、うちにお茶に来て子ども達と遊んでもらったりしているが、最近思うのだが、どうやら独身の彼は私に好意を持っているかもしれない。この前の私の誕生日にコンサートのチケットを2枚くれた。一緒に行こうってことかな?

彼はいい人だけど、わたしは異性としてみたことはない。

別に告白されたわけでもないけど、毎週電話をくれて気遣ってくれて、月に数回は(みんなで)会っている。

どうなんだろう?

ずっとひとりは嫌だなと思うけど、この彼じゃないと思う。でも私に選ぶ権利なんてあるのかな?

独り言です。。。

週末はDVD鑑賞

家族連れを沢山目にするのが辛くて、週末は特にキツイ。きっと子供たちも同じだろう。そうそう言葉には出さないけど。

我が家の場合、兄弟が多いので、家の中だけで割と様々な人間関係になる。たとえ、子どもといっても個性はそれぞれだ。組み合わせ次第で人間関係がいろいろうまれる。

頑張って週末外出して落ち込むばかりではなく、週末の楽しみを作るため、金曜と土曜の夜は家族で映画を見ると決めた。

DVDは欲しいものは我慢せず買うことにして、去年からはamazon プライムも使えるようにした。

ドイツの平日は朝が早いので、夜も早寝が基本だけど、週末は遅くまで映画を見て(とはいっても22時半くらいだけど)朝もゆっくりしようと思った。勿論末っ子はまだ小さすぎて、平日も週末も区別があったものじゃないけど、とにかく家族でこういう楽しみを作ろうと思った。

これは、いい。

電子レンジでポップコーンを作ってリビングをちょっと薄暗くして、子ども4人と私でソファーにくっついて、毛布まで持ち出して映画を見る。上の子どもたち3人と私が順番で見る映画を決め 、他の人は文句は言えない。

ディズニーはアニメでも実写でもやっぱり良くできているし、息子の選ぶ車の映画やヒーローものも、ちゃんと観ると面白い。

これから何十本も何百本もの映画を一緒に見ていくのかな。ずっと続くといいな。子供たちと過ごす週末の夜。

義父母に嫉妬 両親に嫉妬

義父母の車に乗った。義父が運転し、助手席には義母。私は下の二人の子供に挟まれて後部座席の真ん中だ。

義父は片手でハンドルを操作し、空いた手を義母の太ももにおいて運転する。いやらしくはない、ごく当たり前のように置かれたその手。

義父母にまで嫉妬するなんて私はおかしいのだろうか?

実家の両親とメールやラインでやりとりする。「今日はお父さんと食事に行くの」という当たり前の普通の母からのメッセージ。

これにも嫉妬する。

私の太ももに手を置いてくれた最愛の夫はいない。私は夫と食事に行けない。いつも子供に挟まれて、私は「ママ」であるだけだ。

夫が恋しい。毎日起こったことを聞いてほしい。一緒にご飯が食べたい。手を繋いで眠りたい。私はずっと自分のベッド、夫と毎晩眠ったこのベッドで眠ることができない。下の二人の子供のベッドに交互に潜り込んで眠っている。

義両親や両親にまで嫉妬するなんて、私はおかしいのだろうか?誰にも言えずに、ここに書き込む。街行く人を見れば、「あぁあの人にも家に帰れば待っているパートナーがいるんだろうな」と想像して落ち込む。

夫が恋しい。夫は帰ってこない。じゃあ新しい他の人を私は求めているのだろうか?それすら分からない。