バレンタインデー

今日はバレンタインデー。まだ、このブログの中で家のことや、お葬式のこと、お墓のことも書いてないけど、バレンタインだから思うことを今日は書こうと思う。

死別してからというもの他人の幸せを見るのがとても辛い。私たちは時々喧嘩をしながらも仲良くやってきた。いい夫婦だったと思う。死別したら思い出が美化されるというけれど、それを差し置いても、それなりに幸せでいい家族だったと思う。

それが一瞬にして変わってしまった。バレンタインにはいつも花束とカードをくれた夫はもういない。わたしを一番愛してくれる人がもういない。(もちろん子供は私が好きだと思うけど、ここでは男女間の話として)

手を繋いで歩く老夫婦、ちょっとした目配りをしながら微笑む同年代の夫婦、買い物袋を旦那様が多く持ってくれる夫婦、外だけどこそっとキスする夫婦。至るところで目にはいる普通の幸せ。私から奪われた。

私にあるのはこのドン底の暗くどろどろした深い悲しみ。私を一番に愛してくれる人はもういない。それでも生きていかなければならない。

私はお墓にお花を飾ってキャンドルを灯す。こんな悲しいバレンタインがあるだろうか。

投稿者: shibetsusingle

イギリスで30代で未亡人になり、その後、夫の故郷のドイツに移住。4人の子供を育てる死別シングルママです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です